海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)7月 広井千紗都さん

掲載日:2024.08.02

循環農学類(2024年3月卒)広井 千紗都

 アメリカに来てから約1か月が経ちました。こちらの天気は、日中は毎日30度を超え、時々40度になることもありますが、日本とは違い湿度が低いので過ごしやすく、建物の中は冷房が効いているので暑さで過ごしにくいということはありません。
 1週間の流れも先月と変わらず、月曜日から木曜日までは午前中に英語と農業の授業を受け、午後は体育かスペイン語、夕方には英語の実践的な授業をしています。金曜日はField Tripで学外に行き牧場などの見学をします。土曜日はWalmartに買い物に行き、午後は湖に行くこともありました。日曜日は何もないので研修生のみんなと映画を見たりしてゆっくりと過ごしています。
 しかし、7月の最終週は午前中の英語の先生が勉強会でいなかったため、いつもとは違う過ごし方をしました。特に、24日にはお昼にスペイン語の先生がメキシカン料理を準備してくださり、タコスやトルティーヤ、タマレスと言う、ちまきのような見た目のものなどを食べました。最後にはピニャータという中にお菓子がたくさん入ったくす玉のようなものをバットで割って食べました。初めてものばかりでしたがとても楽しかったです。

海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)7月 広井千紗都さん

Field Tripで行った場所には風車の下で牛が放牧されていました。

海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)7月 広井千紗都さん

トルティーヤやタコスに具材を自分で足して食べました。

 また、18日にストームがあり、夕方の英語の授業が終わった後に寮に帰るために建物の外に出るととても強い風が吹いていました。乾燥している地域のため砂が巻き上がり口の中がざらざらになりました。さらに、電線がすぐ隣で火花を散らしながら爆発して切れてしまったので、20時ごろから夜中の2時ごろまで停電が続きました。寮長の学生もストームは来るけど停電は大学に来てから初めてと言っていたのでとても珍しいことなのだと思いました。しかし、停電中でもみんなで懐中電灯を持って映画を見たりしていたので楽しく過ごせました。
 研修先の農場との契約書も書きました。私が配属される農場は今いるBig Bent Community Collegeから車で2時間のところにある牧場です。私はほかの研修生よりも1日早い8月15日に大学を出ます。残り2週間ほどで大学での語学学習が終わりそれぞれの農場で研修が始まります。研修生同士で過ごせる時間も残りわずかです。今の時間を大切にしながら気を引き締めて学習に取り組んでいきます。

広井さんの報告書
2024年

海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)4月 広井千紗都さん

海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)5月 広井千紗都さん

海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)6月 広井千紗都さん