酪農学園大学では建学の精神である「健土健民」の考え方を踏まえ、地球市民の1人として「持続可能な社会の実現」を目指し、環境を含めた循環型農業を通じた人材育成に力を注いでいます。
カナダ・アルバータ州政府関係者と親交の深かった佐藤貢理事長(当時)は、本道と気候風土の類似している同州との間で、教員・学生の交流を通じて酪農科学技術の振興を図ることを目指し、1974年より交流事業を開始しました。この事業によって、延べ200名を超える教員・学生がカナダへ渡航し、アルバータ州の大学や農場で語学留学・酪農実習を体験するなど、本学関係者の中では最も身近な留学先となっています。
また、北欧デンマークからは、北海道酪農の創成期において寒地型酪農業の基本を学び、最近では今日的な課題でもある再生可能なエネルギーとしてのバイオガス技術の普及も、デンマークからの技術協力の下で実現しました。
酪農学園大学では、2021年4月現在、延べ23ヵ国、44機関との間で、学術交流協定を締結しています。グローバル化した社会の中では、21世紀以降、地球環境問題、食料安全保障などが喫急の課題となり、本学が築いてきた農・食・環境・生命という各分野の人材育成において開発途上国、新興国との緊密な連携強化が必要となっています。
国際交流課では、これまで築いてきたネットワークを通じた研究者交流、学生交流に加え、青年海外協力隊への参加促進、日本学生支援機構の留学生交流支援事業による奨学金枠の拡充、留学派遣先の機関との単位互換協定など留学を目指す学生の環境改善を通じ、地球市民として活躍する人材を育てる酪農学園大学の実現を目指します。
海外留学を考えている方は、下記PDFをご覧ください。
詳細はこちら海外留学・研修プログラム(社会連携センター募集分)
※ 社会連携センターで募集する海外留学・研修プログラムの応募には、TOEICスコアの提出が必要です。
※感染症拡大の状況、派遣先機関および本学の状況等によりプログラムの中止や内容を変更する場合があります。
カナダ
(アルバータ大学)
夏季/春季研修プログラム
研修内容 | ・英語研修、近郊施設でのアクティビティ ※TOEICスコア上位5名に奨学金20万円 |
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派遣期間 | 夏季:8月下旬~9月下旬 春季:2月下旬~3月下旬 |
応募締切 | 夏季:5月中旬 春季:11月下旬 |
募集人数 | 夏季・春季それぞれ5名程度 |
選考試験 | 書類、面接 |
カナダ 農業研修サポートプログラム
研修内容 | 農業研修 ※奨学金20万円支給 |
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派遣期間 | 年度内 |
応募締切 | 5月中旬 |
募集人数 | 1名 |
選考試験 | 書類、面接 |
大学院生留学サポートプログラム
研修内容 | 指導教員と相談 ※奨学金30万円支給 |
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派遣期間 | 年度内 |
応募締切 | 5月中旬 |
募集人数 | 1名 |
選考試験 | 書類、面接 |
アメリカ
(フィンドレー大学)
ベーシック・アニマルハンドリングプログラム
研修内容 | 馬や畜産動物の実習、近郊施設でのアクティビティ |
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派遣期間 | 3月(3週間) |
募集人数 | 5名程度 |
応募締切 | 11月中旬 |
選考試験 | 書類、面接 |
ベケット奨学金派遣留学
研修内容 | 英語または学部・大学院の授業 ※留学先の授業料が免除 |
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派遣期間 | 8月中旬~5月上旬 |
応募締切 | 1月上旬 |
募集人数 | 1名 |
選考試験 | 書類、面接 |
タイ
(カセサート大学)
獣医学部単位互換プログラム(3か月)
研修内容 | 獣医学(単位認定あり) 奨学金制度あり (月7万円×3か月=21万円) ※成績要件等による |
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派遣期間 | 9月~12月(3か月間) |
応募締切 | 2月 |
募集人数 | 5名 |
選考試験 | 書類、面接 |
獣医学部短期研修プログラム
研修内容 | 獣医学 |
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派遣期間 | 11月(2週間) |
応募締切 | 4月 |
募集人数 | 5名 |
選考試験 | 書類、面接 |
募集要項
その他の農業研修とインターンシップ
公益社団法人 国際農業者交流協会(JAEC)
派遣国 | スイス、オランダ、デンマーク、ドイツ、アメリカ、オーストラリア |
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派遣期間 | 3~12ヵ月、19ヵ月(アメリカのみ) |
派遣実績 | 2019年度 2名派遣、2018年度 3名派遣 |
Webサイト | 公式サイトはこちら |
公益財団法人 北海道農業公社
派遣国 | ニュージーランド、デンマーク、オランダ、アメリカ、カナダ |
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派遣期間 | 3~12ヵ月 |
派遣実績 | 2019年度 1名派遣、2018年度 2名派遣 |
Webサイト | 公式サイトはこちら |
独立行政法人 国際協力機構(JICA)
JICA海外協力隊
青年海外協力隊に代表される、JICAボランティア事業の目的は「開発途上国の発展に貢献すること」です。
よりよい明日を世界の人々と共有するため、日本が持つ技術や経験を伝え、役立ててもらうことに大きな意義があり、そしてそれは開発途上国との友好親善及び相互理解の深化にもつながります。
また、ボランティアに参加する人にとっても、海外から日本社会を見直すことによって日本の良さを再発見したり、課題を確認したりして、自分自身を成長させ、真の意味の国際人となる機会でもあります。
これまでに延べ92カ国、45,515人以上の派遣を行いました。(JICAホームページより)
酪農学園大学からも、これまでに約270名の卒業生が参加しています。
募集は、毎年、春・秋に2回実施されています。
青年海外協力隊派遣事業につきましては、国際協力機構(JICA)ホームページに、募集時期、説明会情報などが掲載されています。