近年、海外留学・海外研修等の形で、日本人が海外で学ぶ機会も増えていますが、一方で留学・研修中に事故、病気、けが、事件等、不測の事態に遭遇するケースも増加の一途をたどっています。海外留学・研修を実施している機関にとって、プログラム中の安全管理対策は重大な関心事であるにもかかわらず、多くの場合、保険会社、旅行会社まかせになっているのが現状です。
社会連携センターでは、危機対応のための綿密なオリエンテーションを大切にすることはもとより、万が一、緊急事故が発生してしまった場合の 的確かつ迅速な対応をすべく、海外留学生安全対策協議会(JCSOS/www.jcsos.org)に正規会員登録し、派遣学生に対する「海外緊急事故支援システム」に 加入しています。 また、留学や研修等で実際に海外へ渡航する予定の学生については、このような緊急事態に遭遇しないために渡航先の関連情報を十分に熟知しておくことが必要です。