パンデミックは草原を変えたか? オックスフォード大学との国際共同研究
掲載日:2026.04.01
新型コロナの衝撃は、モンゴル・キルギスの牧畜民にどう届いたのか。
オックスフォード大学×日本チームで挑む、パンデミックの影響評価。
〜日本学術振興会:英国との国際共同研究プログラム(JRP-LEAD with UKRI)〜
【この活動のポイント】
- 世界最高峰との連携: 英国オックスフォード大学地理学院とのハイレベルな共同研究。
- 国境を越えた調査: モンゴルとキルギスを舞台に、パンデミックが伝統的な牧畜生活に与えた影響を分析。
- 多角的な評価: 移動の制限や市場の変化が、人々の暮らしや自然環境にどう作用したかを解明。
【研究紹介】
世界を止めたウイルスは、草原の暮らしをどう変えたのか
2020年から世界中を襲った新型コロナウイルスのパンデミック。その影響は、都市部だけでなく、広大な草原で暮らすモンゴルやキルギスの牧畜民にも及んでいます。 本研究は、日本学術振興会(JSPS)の国際共同研究事業として、鹿児島大学を代表機関、酪農学園大学の星野仏方教授を主要メンバーとして進められている大規模なプロジェクトです。
オックスフォード大学とともに、未曾有の事態を記録する
世界屈指の学術機関である英国オックスフォード大学地理学院とタッグを組み、牧畜民に対する多角的な調査・評価を行っています。
- 社会的な影響: ロックダウンや移動制限が、家畜の移動や生活物資の調達にどう影響したか?
- 経済的な影響: 乳製品や肉などの販売ルートが寸断され、家計にどんな打撃を与えたか?
- 環境への影響: 人々の活動変化が、草原の植生や環境にどのような副次的効果をもたらしたか?
「地理学」の視点で、レジリエンス(回復力)を探る
厳しい自然環境とともに生きる牧畜民は、この危機をどう乗り越えようとしたのか。この研究の成果は、将来また起こりうる地球規模の危機に対して、特定の地域社会がいかに適応し、回復していくべきかという重要な指針を与えてくれます。 酪農学園大学の知見は、いま、世界の知の最前線で貢献しています。


