未来の盲導犬と、未来の動物看護師。共に育む「健やかな歩み」

掲載日:2026.04.01

未来の盲導犬と、未来の動物看護師。共に育む「健やかな歩み」

体重測定中のわんちゃん

「異常なし」を確認する、大切なしごと。

月3回の定期チェックで盲導犬候補犬を支える、

本学附属動物病院の専門性と学生の力。

〜公益財団法人北海道盲導犬協会×本学附属動物病院:

盲導犬候補犬健康支援プロジェクト〜

【この活動のポイント】

  • 予防と早期発見の徹底: 月2〜3回、内科・外科・画像診断科が連携。遺伝性疾患の早期察知と健康状態の精密な把握を継続。
  • 学生による主体的参加: 獣医保健看護学類の学生が、獣医師の指導のもとバイタル測定や検査の保定を担当。実践的な看護技術を習得。
  • 動物福祉への配慮: 検査そのものが候補犬のストレスにならないよう、環境づくりや声かけを徹底。「犬の心」に寄り添う看護を実践。
未来の盲導犬と、未来の動物看護師。共に育む「健やかな歩み」

エコー検査

【活動紹介】

「街の目」となるその日まで、大学が健康を守り抜く

視覚障がい者の安全を支える盲導犬。その候補犬たちが、将来安心して活躍できるよう、酪農学園大学附属動物病院では継続的な健康チェックを行っています。これは単なる診察ではなく、大学の高度な専門設備と知見を社会へ還元する、重要な支援活動です。

学生たちが担う、プロフェッショナルな現場

この活動で大きな役割を果たしているのが、獣医保健看護学類の学生たちです。 学生たちは、体温・体重の測定、視診・触診・聴診といった基本手技を確実に実施。さらに、レントゲンやエコー検査の際には、犬が不安にならないよう適切に体を支える「保定」も担当します。 数値や画像だけでは分からない「小さな変化」に気づくための観察眼を、生きた現場で磨いています。

技術とともに育む、動物への敬意

「病院を怖がらないように」「リラックスして検査を受けられるように」。 学生たちは声かけや環境づくりを通じて、候補犬の福祉(ウェルフェア)についても深く学びます。 未来の盲導犬を守るこの取り組みは、同時に、深い慈しみと確かな技術を持った次世代の動物看護師を育てる、かけがえのない教育の場となっています。