絶滅危惧種を守り、世界へ。未来を彩る「ユリ」の創造
掲載日:2026.04.01
ユリ絶滅危惧種を守り、新しい日本の美をプロデュース。
~百合が原公園 ✖ 植物資源の研究・品質改良プロジェクト~
【この活動のポイント】
・世界基準の実績:本学が育成した12系統を「イギリス王立園芸協会」に登録。
・守り、創る:絶滅の危機にある「ミチノクヒメユリ」を保護し、その魅力を活かした品種改良に挑戦。
・感性を磨く:公園職員の指導のもと、学生が鉢植えや生け花を制作し、「ユリ展」で披露。
【活動紹介】
一輪のユリに込める、未来へのメッセージ
札幌市「百合が原公園」(札幌市公園緑化協会)と連携し、希少な野生種である「ミチノクヒメユリ」の保護と、それを活用した品種改良に取り組んでいます。私たちが目指すのは、単なる保存ではありません。その植物が持つ唯一無二の魅力を引き出し、現代の暮らしに彩りを添える「新しい文化」を創ることです。
イギリス王立園芸協会に12の系統を登録
これまでに本学の研究から生まれた12系統は、世界中のユリの情報を集めるイギリス王立園芸協会(RHS)に正式に登録されました。凛とした佇まいを持つこれらのユリは、和風の寄せ植えにも最適。2026年度からは、私たちが大切に育てた‘橙夏(とうか)’と‘喜雨(きう)’の2系統が、百合が原公園の花壇を彩ることになりました。
学生の手で、伝統と感性を形にする
毎年7月に開催される「ユリ展」では、学生たちがプロ(公園職員)の指導を受けながら、植物選びから花器の選定まで自ら手がけた鉢植えや生け花を展示します。「オリジナリティにこそ、高い価値がある」私たちは、大切な自然の遺産を守りながら、新しい美しさを創造します。

