2022年度 タイ・カセサート大学単位互換プログラム 12月報告書(長瀬さん)
掲載日:2023.01.24
タイ・カセサート大学単位互換プログラム報告書(12月分)
獣医学群獣医学類5年 長瀬萌々子(Momoko Nagase)
あっという間に3か月が過ぎ、早くも最後の月間報告書になります。私たちは12月10日に日本へ帰国したため、帰国前の最後の週末と最終週の過ごし方についてご報告いたします。
エラワン国立公園でのキャンピング
最後の週末は、カセサート大学(KU)の学生とともに、カンペンセンキャンパスから車で2時間ほどのカンチャナブリー県にあるエラワン国立公園へ遊びに行きました。朝9時に寮の前に集合し、KUの学生7名、留学生5名という大所帯でエラワン国立公園へ出発。途中のスーパーマーケットで夕食や翌日の朝食の買い出しをしてからお昼過ぎに国立公園に到着し、午後は今回の旅の目当てであった「エラワンの滝」へ行きました。7段階の滝があり、2時間ほどかけて7つ目まで登りました。水がとても綺麗で滝壺で泳いだり遊んだりすることができて、大満足でした。夜は日本の焼きそばと親子丼を作りKUの学生に振舞いました。
帰り道の途中で寄ったカフェや車の中、夕食後のテントなど、たくさんKUの学生と話すことができて、最後の週末に相応しいとても素敵な時間を過ごすことができました。
最終週の生活
最終週は月曜日が祝日で金曜日にはプレゼンテーションがあったため、授業があったのは3日間のみでした。Large Animalユニットは朝8時半に集合して入院動物の世話をしてから往診に出て、その日の予定によって午前に終わることもあれば午後までずっと往診に出ていることもあります。今週は比較的往診が少なく、キャンパス内の病院での診療をたくさん見学することができました。カンペンセンは近隣にたくさん農家さんがある地域なので、毎日ひっきりなしに牛や山羊、水牛といった動物が運ばれてきました。
金曜日には、2つのプレゼンテーションを行いました。まず午前中にLarge Animalユニットの症例発表を行い、午後に今回の留学全体を通しての最終プレゼンテーションがありました。午後のプレゼンテーションは仲良くなったKUの学生たちも聞きに来てくれて、最後に感謝を伝えることができました。また、夜にはフェアウェルパーティーがあり、お世話になった先生方や学生たちととても良い時間を過ごすことができました。
今回の留学は、私が留学前に想像していたよりもはるかに楽しく、充実したものでした。留学に関わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。