海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)12月 高島あゆみさん
掲載日:2023.01.23
環境共生学類(2021年度卒) 高島あゆみ(Ayumi Takashima)
農場に派遣されて、4ヶ月が経過しました。仕事内容に大きな変化はなく、牛の飼養管理や施設整備の仕事を主にしています。最近は寒波の影響でマイナス20度まで気温が下がったため、動物達の飲み水はもちろん、飼料や機材が凍ったり、大型機械が作動しなくなったりとトラブル続きでした。生活面では、雪の影響で遠出はしていませんが、ボスがクリスマスパーティーに招待してくれたり、大晦日はワーカーの家でホームパーティーをして、皆んなでカウントダウンをしました。日本のように初詣や正月休みはありませんが、アメリカならではの年末の楽しみ方ができたと思いました。
2022年の12月は、人生の中で最もアクシデントが起こった月でした。12月17日に農場から借りている乗用車を運転中にスリップ事故を起こし、その日はワーカーに牽引してもらって事なきを得ましたが、翌日の12月18日はその車がハイウェイを走行中にエンジンが止まりました。また、19日は水道管が寒波の影響で凍ってしまい、翌週は家のドアが解錠できなくなりました。連日予想ができないトラブルが続き、危ない思いをしましたが、ケガをすることもなく、2023年を迎えることができました。これ以上トラブルが起こらない事を切に願いますが、乗り越えることができた自分に少し成長も感じました。
1月は、ボスの仕事の関係でワシントン州から2000キロ離れたアリゾナ州に行くことになりました。アリゾナでは仕事内容が主に馬関連になるそうです。また、新しい報告ができるように頑張りたいと思います。