アルバータ大学オンライン留学プログラム(夏季) 報告書(松井さん)

掲載日:2021.10.04

アルバータ大学オンライン留学プログラム 報告書

獣医学群 獣医学類 1年 松井 瑞嬉

 

この報告書では私がオンライン留学プログラムに参加した目的、プログラム内容、そこで学んだこと、これから参加される方へのアドバイスを報告いたします。

まず、アルバータ大学オンライン留学プログラムに参加した目的です。新型コロナウィルスにより、英語を学ぶため留学に行けず、英語を話す機会が全くないことに危機感を感じていました。そこで英語を少しでも話したいと思い、この留学プログラムに参加しました。オンラインということや、二週間という期間から気軽さもあり参加しました。しっかりと行うことで奨学金をもらえるので、気持ちもより引き締まりました。

次に実際に行ったプログラムの内容です。私のクラスでは日本人が13人、韓国人が3人、日本の大学に留学に来ているロシア人が1人、さらに両親がインドネシアで、日本で育った方がいらっしゃいました。その分カナダだけではなく、たくさんの文化を学ぶことができました。教師の方は両親が中国人で、カナダで育った中国系カナダ人の方でした。この留学では一日に一つのトピックについて、動画を見たり、クラスメイト同士で話し合ったりしました。トピックには例えば食文化やSDGsについてあり、カナダだけではなく自分自身の文化についてロシアの文化も学ぶことができて良かったです。また、私のクラスのルーク先生は、常に自分の意見を具体的に話してくださいと、よく言っていました。自分の意見を具体例とともに話すことによって、ほかの生徒との会話がしやすくなったと感じました。さらに、ルーク先生は英語を話すだけではなく英語で会話することも重視していました。提示された質問の答えを学生がただ順々に発表するだけではなく、ほかの生徒がその答えに対してリアクションをすることを意識しました。

このプログラムで学んだこと、感じたことはたくさんあります。まず、英語で会話することの楽しさを感じました。このプログラムの前半で私は誰かが英語で意見を言っても、聞くだけで精一杯で、それに対してのリアクションまですることができず会話が途切れてしまうことが多々ありました。しかし、ルーク先生や他の生徒の話し方を真似すると、意識しながらではありますが少しずつ英語での会話ができるようになり、会話ができると楽しさを感じることができました。今後参加する方にも是非感じてほしいです。もう一つ印象的だったのは、日本人がやはり、あまり積極的ではなかったことです。日本人の人数が一番多いにも関わらず、クラス全体の場ではロシアや韓国の方が発言する場面が多かったです。私も最初は1日1回発言する程度でした。ですが、周りが喋らない分、自分が喋ることができる場面がたくさんありました。後半は思いつく限り発言することができたので、良かったです。

最後に今後参加する方へのアドバイスです。最初の4日間は英語というよりもパソコンの使い方が慣れず大変でした。実際先生に聞くことが多々ありました。また、授業後に反省を書いておくといいと思いました。その時の授業での反省や、次回での改善点を自分で意識することができます。オンライン留学がより充実したことになると思います。オンラインでかつ2週間という気軽に参加できるので、英語に触れることができるとても良い機会となると思います。

国際交流課の皆様、一緒に参加してくださった酪農学園大学の方には留学を参加するにあたり、とてもお世話になりました。ありがとうございました。