海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)8月 矢方祐維さん

掲載日:2021.09.03

循環農学類(2019年度卒) 矢方祐維

 2021年8月25日、ついにBig Bend Community College (以下BBCC)での2か月間の学習を終えました。この2か月間は私にとって大きな意味のあるものとなりました。英語の学習も勿論それに含まれますが、アメリカの多様性を受け入れる価値観というものを知れたということが私にとって一番の財産となりました。
私はこれまで、日本の文化や常識の中でしか生活していませんでした。しかし、BBCCではアメリカだけではなくメキシコやベネズエラなどのたくさんの文化を知ることができました。このことは、私の人生においての視野を広げることにつながりました。今まで決して見えてこなかったような未来への可能性を気づかせてくれました。
この1か月間の金曜日の学外に出ることができるフィールドトリップはどれも印象的なものばかりでした。その中でも、一番印象に残っているのは、カウンティフェアで見たロデオです。カウンティフェアとは郡単位で開かれている日本の夏祭りのようなものです。私はもともと乗馬をしていたということもあり、それにとても興味がありました。ウエスタンスタイルの馬術競技はどれもとてもアグレッシブで怖い面もありつつも印象的なものばかりでした。特に馬に乗って逃げる牛を時には縄で、時には飛び降りて捕まえる競技はとても面白かったです。

私はこれから1年間ネブラスカ州の養豚農家での研修が始まります。聞いた話によると、メキシカンやアフリカンなど様々な国の方々と共に働くことになるということです。そこではまた違う文化と触れ合うことが可能だと思いますので、養豚の知識と共にそういった新たな文化を積極的に学んでいこうと決意しています。

海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)8月 矢方祐維さん

カウンティフェア

海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)8月 矢方祐維さん

BBCC最終日の集合写真