アルバータ大学オンライン留学プログラム(春季)
掲載日:2021.04.05
アルバータ大学オンライン留学プログラムに参加して
獣医学類5年 徳永七海
私がこのプログラムに申し込んだ理由は、大学に入学したら一回は留学というものを経験したいなあと思っていたのに低学年でいく機会を見失っていたことや成績によりカセサート大学のプログラムは断念したので、社会に出てから現地に行く前段階として、また、アメリカよりイギリスにとても興味を持っているのでもともとイギリス統治下におかれていたこともありタイミングが合った今回、学生としては留学プログラムに飛び込めるのはラストであったため、参加してみることにしました。
現地とは時差が13時間あり、先生以外は全員日本人でしたが、ずっと日本の教育で育ってきた私にとってディスカッションしてなんぼという欧米スタイルを社会人になる前に取り入れられたことは一番の収穫だったのではないかと考えます。なぜならば、社会に出たら必ず誰かと仕事をすることになります。他人の言いなりで仕事をしないためには自分の主張を伝えなければならないのです。
これまでもこういう形式の授業や演習はありましたがやはり少なかったので、母国語の日本語で行うことも慣れていない思考回路にもかかわらず英語で行うことは日本人同士でも大変だったと感じました。また、私たち酪農大生以外は皆国公立大学生ということで、国公立大学と地方私大との学力差を改めて感じました。しかしながら、だからといってこれで甘えるのではなく今回で学んだ積極的議論の重要性、英語のリスニング・スピーキング力の学習方法をこれからも毎日少しずつ取り組んでいくことで、社会で通用していく人間形成が見込めるように思いました。
まずは1年後に確実に獣医師となって自分の知識レベルを上げ他人に正確にわかりやすく伝えることができるように今は精進したいと思います。オンラインでいろいろ不手際も多かったですが英語に親しみを持ち、英語学習やディスカッションのハードルが下がったように感じます。ありがとうございました。