地域総合交流協定公開講座の開催(栗山町との連携)

掲載日:2021.02.18

2021年2月13日(土)14時より「栗山町総合福祉センターしゃるる」にて、本学「地域総合交流協定公開講座」との連携講座である「栗山町民講座」を開催し23名が参加されました。

本講座は2007年に栗山町と締結した地域総合交流協定に基づいて実施したもので、「食と運動で免疫力UP!コロナに負けない体づくり」をテーマに本学食と健康学類の2名の教員が講演いたしました。

地域総合交流協定公開講座の開催(栗山町との連携)
地域総合交流協定公開講座の開催(栗山町との連携)

講座が始まる前には栗山町教育委員会の南條教育長より開会挨拶がございました。南條教育長は「今回は長年連携してきた酪農学園大学と協力して講座を開催することとなった。今年度は新型コロナウイルスの影響で多くのことが中止となったが、今後は中止を決定するのではなくどのように実施するかを検討したい。」とお話しされました。

地域総合交流協定公開講座の開催(栗山町との連携)

1つ目の講義は「免疫力を高める食事のポイント!」と題して大谷克城教授が講演を行いました。講義ではヒトの免疫に関して説明を行ったのち、ファイトケミカル(第7の栄養素)、腸内環境を整えるための食事、体をあたためる食事の3つのテーマをもとに受講者の方々に向けて講演しました。抗酸化作用のある成分やそれが含まれている食材の紹介だけではなく、効率よく抗酸化成分を摂取するための調理法や野菜の選び方など日々の生活に役立つ情報を紹介し、講演は終了しました。

地域総合交流協定公開講座の開催(栗山町との連携)
地域総合交流協定公開講座の開催(栗山町との連携)

2つ目の講義では「運動で免疫力UP!」と題し山口太一教授が講演を行いました。講義では持久力と健康の関係について講演され、持久力に関する具体的な説明や、持久力の簡単な測定方法などを紹介しました。さらに新型コロナウイルス感染症とも紐づけられた研究などを紹介され、受講者の方々に持久力の重要性を認識していただきました。その後はトレーニングと健康についてお話しされ、効率的なトレーニング法などについても紹介しました。講座の最後には全員でスクワットやデッドリフトなどの太ももを鍛えるためのトレーニングを行い、運動後の牛乳摂取の効果が紹介され講演は終了しました。

地域総合交流協定公開講座の開催(栗山町との連携)
地域総合交流協定公開講座の開催(栗山町との連携)

今回は地域総合交流協定公開講座ということで栗山町民の方々に本学についてさらに知ってもらうべく、「健土健民牛乳」を配布いたしました。今回配布した牛乳も栗山町の皆様のご健康維持に助力できれば幸いと考えております。
また、先日開催された酪農フォトコンテストへの応募作品の一部を会場に展示し、受講者の方々にご覧いただくことができました。

 

地域総合交流協定公開講座は今年度初めての試みとなりましたが、次年度以降も本学と協定を締結している自治体で開催してまいります。