第15回酪農学園大学公開講座を実施いたしました

掲載日:2020.11.19

2020年11月14日(土)、旭川市民文化会館にて第15回酪農学園大学公開講座「発酵食品の魅力」を実施いたしました。本講座には25名が参加し講座を受講されました。また、今回の講座は旭川ガス株式会社様にご共催、北海道様・旭川市様・地方独立行政法人北海道立総合研究機構様にご後援いただき実現いたしました。

まず初めに酪農学園大学社会連携センターの吉中センター長よりご挨拶があり、そのなかで大学の「健土健民」という考え方や酪農学園大学公開講座の歴史などを受講者の方々にご説明されました。

2020年11月14日(土)、旭川市民文化会館にて第15回酪農学園大学公開講座「発酵食品の魅力」を実施いたしました。本講座には25名が参加し講座を受講されました。

まず初めに酪農学園大学社会連携センターの吉中センター長より挨拶があり、そのなかで大学の「健土健民」という考え方や酪農学園大学公開講座の歴史などを受講者の方々に説明されました。

第15回酪農学園大学公開講座を実施いたしました
第15回酪農学園大学公開講座を実施いたしました

その後、竹田先生の講演に入りました。竹田先生は「乳からチーズへ―作る技術と美味しさの秘密―」を題目に話されました。本講座では我々の生活とチーズが現在どのくらい・どのように関わっているかを説明いただいたのち、チーズがどのようにできているか・チーズができる過程でどのような現象が起きているのかなどをわかりやすく解説されました。解説のなかでは本学におけるチーズ作りの様子などを写真で紹介され、チーズ作りの現場をより具体的に知っていただきました。講座の最後ではチーズの味や特徴は何によって決まるかをチーズができる工程や種類ごとに説明されました。

第15回酪農学園大学公開講座を実施いたしました
第15回酪農学園大学公開講座を実施いたしました

25分の休憩の後、山口先生の講演が始まりました。山口先生は「北方系小果樹アロニアとシーベリーの発酵による食味改善と機能性食材」を題目に話されました。
本講座では北海道内の機能性小果実、特にアロニアとシーベリーに焦点をあてて説明されました。アロニア・シーベリーを生で食することは含まれる成分などによって困難ですが、発酵によって食味を改善していくことについて解説され、発酵に関する基礎知識から微生物の特徴、発酵の種類など説明していただきました。本講座ではほかにも発酵に関して大学で行われているワインづくりや赤ビートでのワインづくりなどについても説明され、大学のPRにもつなげていただきました。

第15回酪農学園大学公開講座を実施いたしました
第15回酪農学園大学公開講座を実施いたしました

今回の酪農学園大学公開講座につきましても11月7日の市民公開講座同様に新型コロナウイルス感染拡大防止対策を受講された皆様のご協力のもと実施させていただきました。ご協力いただきました皆様ありがとうございました。

また、本公開講座を実施するにあたりまして、ご共催いただきました旭川ガス株式会社様、ご後援いただきました北海道様・旭川市様・地方独立行政法人北海道立総合研究機構様にはこの場を借りて感謝申し上げます。

今後も本学の公開講座を何卒よろしくお願いいたします。