アルバータ大学オンライン留学プログラム
掲載日:2020.10.07
農食環境学群 環境共生学類
1年 山口俊
8月10日から8月21日において行われたアルバータ大学オンライン留学プログラムCSCGOについて下記の通り、ご報告いたします。
1.留学目的
英語について、特にリスニングとスピーキングについて着目して強く学びたいと思っており、外国人の方とコミュニケーションを取りたいと考えていたので、実際に話しコミュニケーションを取ることができる機会と語学力の向上を思い、オンライン留学をしようと考えました。
2.授業について
・事前学習
インターネット上のサイトにて動画をいくつか視聴し、それについて課題を行いました。その他、一日1つ宿題として課題が出され、文章または音声、ビデオ形式で提出をしました。
・授業
日本時間8:00‐9:30、17:00‐18:30MDTにてZoom上で行いました。通常、一人の先生が就き、15名程度の留学生が参加しました。授業内容は、課題が毎回課されそれについて数名のグループで議論する形式が多く、その後議論したものをそのグループの中から1,2名が全員に報告しました。その他、動画等を見てそれについて考えを発表するものや現地に実際に留学している様々な国の留学生の方々と話す、質問する場が設けられました。それについても、その後全員がいる場所で報告を行いました。どれについても、グループワークがメインとなっていました。
3.留学について感想
今回の留学で、私は初めて実際に外国の方と面と向かって話す機会が得られました。私は今まで外国人の方とコミュニケーションを取りたく、実際に話したいと思っていました。その中でオンライン留学を知り、金銭的に渡航する留学が難しいと考えていたためぜひ参加したいと思い参加しました。
実際に授業が始まり、英語のみで行われる授業の難しさを実感するとともにたくさんのことを得ることができました。主にカナダのことに着目した授業であったため、日本との文化の大きな違いや新たな価値観を見出すことができたと感じました。私の目標であった外国人の方とのコミュニケーションについてですが、実際の授業は日本人の同じ留学生との英語での議論が主であったためあまりありませんでした。しかし、10回の授業の中で2回、他の国の実際にカナダに留学している方と話す機会があり、その中で私は自分の中で積極的に話しにいき質問ができたと思っているほか、日本との文化の違いに驚くとともにその国とカナダの違いについても聞くことができ、とても充実した時間だと感じました。
オンライン留学についてですが、実際に海外に渡航することができないため文化に自分から触れることはできませんが、自宅から参加できるため、その国の文化を知っていくことはでき、その中で英語力、主にリスニング力の向上を図れる簡易留学を経験することができると考えられます。短期留学など実際に海外留学の前に参加することで、より留学を楽しめたくさんの事を学べる一歩として活用できると思いました。
このオンライン留学で自分の視野を広め、新たな価値観を見出すことができました。多くのことを知ることができたため、今後の私の英語学習にこの経験を繋げていきたいと思います。また、機会があれば実際に留学をしたいと強く思いました。