フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

掲載日:2020.05.15

獣医学類2年 砂﨑香恋

8月13日から始まった私のフィンドレー大学への留学は、自分自身の想像を遥かに超えて実りのあるものとなりました。当初は戸惑うこともややありましたが、多くの人に支えられて成長することができたと感じます。アメリカでの生活は私の人生において非常に大切な時間となりました。新しい環境で学ぶことはすべてが刺激的でしたし、いつも親切な人達に囲まれていたため充実した楽しい時間を過ごせました。予定よりも一ヶ月以上早い帰国となりましたが、帰国後も変わらず学業に励み、無事に留学を終えることができて嬉しく思います。この最終報告書ではフィンドレー大学での留学期間に私が学んだことや感じたことなどを順を追って紹介したいと思います。

フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

帰国前最後にアーチを訪れました

私が留学前に掲げていた目標は、基礎獣医学科や馬学科の授業での学びを深め動物の扱い方を実際に体験して学ぶこと、イベントなどに積極的に参加して多くの人と交流すること、そして人前に出たり、質問をしたり、人に説明したりすることなど、苦手意識を持ってしまう事を少しでも克服することでした。これらの目標を日々生活する中で意識し、新たなことに挑戦しようと自ら行動に移せたことを大変嬉しく思います。目標達成まで近づいていると実感する度に更に力を入れて物事に集中することができました。目標をしっかりと持って留学に臨んで良かったです。

まずは一つ目の目標である授業での取り組みについて振り返りたいと思います。私は前期から学部の授業に参加することができました。基礎獣医学科や馬学科の学生とともに専門の授業を受けたほか、英語のライティングの授業や日本の文化について考える授業などにも参加しました。前期は嬉しいことに頑張りが認められ、成績優秀者として学部長賞リスト(Dean’s List)に載ることができました。

英語のライティングや日本語の授業を通じて自分の考えを工夫して表現し、周りの人に上手に伝える方法を模索しました。会話の中で上手く共有できないことを文字に起こして整理することはなかなか難しかったのですが、時間をかけて準備する過程を楽しめました。また、様々なバックグラウンドを持つ人達に向けて自分自身のことや自分の持っている考え、日本の文化などについてプレゼンテーションをしたりインタビューをする機会もあったので、その度に自分の意見をはっきりさせることに集中したり、他の人の考え方や受け止め方を改めて確認することができて面白かったです。

基礎獣医学科や馬学科の授業では専門用語を知らなかったり、アメリカの文化や習わし、その他の動物に関わる基本的な知識が殆どないままでの参加だったので勇気がいりました。それでも周りをよく観察して徐々にクラスに馴染んでいけました。はじめはわからないことがあれば自分で必死に調べて理解していましたが、慣れてくると周りの人に聞いて助けてもらえました。周りの友達とは私が困ったときに尋ねてその後少し会話する程度の交流が多かったのですが、徐々に周りから声をかけられるようになり、クラスメートとして認められたのはとても嬉しかったです。アニマルハンドリングの授業では特に周りの友達の支えが私に大きな影響を与えてくれました。実習の際には積極的に前に進み出たり、立候補したり、クラスメートと協力しながら学びを深めることができました。今までは困ったことがあっても、緊張してなかなか周りの人に助けを求められないでいることが多かったのですが、この授業を通して積極的に行動できるようになったことを嬉しく思います。
また、内容としても今までに体験したことのない産業動物の扱い方、飼育・管理についてしっかりと学ぶことができました。去勢や除角、ワクチン投与など初めての経験をたくさん得ました。アメリカでも地域によって作業の仕方や考え方、重視される病気や感染症の予防対策などが異なっているなど興味深い話を聞けて良かったです。日本での物事の進め方や考え方を意識しつつ、他の国や地域の文化、考え方、習慣などを受け入れることの大切さを学ぶことができました。もちろん時には戸惑うような内容を共有されて、理解はできつつもすべてを受け入れがたいと感じたこともあります。日本ではなかなか実施されなさそうな内容を聞いて驚いたこともあります。しかし、何でもすぐに否定してしまうのではなく詳しいことをよく聞いてからその背景にある環境、条件、文化の違いまで視野を広げて受け止めなくてはいけないのだと学びました。狂犬病など日本では日常で意識されていないようなことでも常に意識して生活するべき地域がアメリカにはあることや、動物が人の生活に非常に密接に関わっているアメリカだからこそ生じる問題があること、それらに対する意見や解決策をクラスメートと話し合う中で自分自身の考えを振り返ることができました。私の視野がいかに狭いことや固定概念を持ちすぎていることを痛感させられることも度々ありました。もっと柔軟な、グローバルな視点を持つことが今後の課題だとわかり、アニマルハンドリングの授業では多くの収穫が得られたと感じます。

馬学科の授業では馬に関する基本的な知識だけでなく、アメリカにおける馬の歴史から現在における馬業界の話など興味深いテーマで学びを広げることができました。周りには常に馬が好きな人たちがいたので彼らの馬に対する熱い想いを知ることができましたし、知らないことがあるとすぐに教えてもらったり、ウェスタン式やイングリッシュ(ブリティッシュ)式の違いや面白さをたくさん知ることができました。周りの影響で私も馬についてより詳しく知りたくなりました。この気持ちが後期の授業を決める上でも大きく関係してきたのだと振り返ってみて改めて感じました。

フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

アニマルハンドリングの授業はこの建物で行われていました

フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

農場での授業の帰りに思いがけずバドワイザー社のクライズデールチームに遭遇し、感動しました

フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

馬の骨格標本を使って勉強
していました

後期には前期以上に様々なことに挑戦しました。留学前から楽しみにしていた馬のハンドリングの授業の他にも、馬学科の上級生が受けている馬の予防医学の授業や馬の繁殖学の授業に参加しました。残りの留学の時間をどのように使うかよく考えた結果、馬に関連する授業を多く取ることに決めました。馬の勉強の他にもスキルアップを目指して頑張ったことがあります。英語のライティングはネイティブの学生も苦戦するという授業に挑戦し、忘れてしまったフランス語を再び勉強したいという思いからフランス語の授業を取ることにしました。

フランス語の授業は昔習った内容を思い出しつつ、現在のフランスやフランス語圏での取り組み、文化などを知る機会となりました。思いもよらず中学生の頃に学んだ内容を活かせられたので嬉しかったです。また、クラスメートと交流してお互いを助け会えたことも良い思い出となりました。

実は後期が始まってから一番苦戦したのは英語の授業でした。馬学科の授業内容はもちろん完全に理解するまで時間がかかったり、初めて習うことばかりで難しいと感じていましたが、それ以上に英語の授業は課題が多く、ハイレベルな要求に見合わないと認めてもらえないことがとても辛かったです。一つの論文を作成するのでさえとても手間取りました。多くの時間を費やしても、自分自身ではよくできたほうだと感じて提出したものでも、先生の望むレベルに到達していないとのことでなかなか思うような結果が出せずに落ち込む日々が続いていました。周りに相談しては励まされ、気持ちを奮い立たせて毎日課題に取り掛かっていました。そして気づけば順調にクラスメートに追いつけるようになるまで進歩しました。この授業を以前履修したことがあるという多くの友達は口を揃えて、ネイティブの学生でも苦労する分野だけど確実にスキルアップできると応援し続けてくれました。諦めずにこの英語の授業を乗り越えられれば大きな自信につながるはずだと信じて挑んだ結果、皆の言う通りライティングのスキルアップができたと感じます。中でも成績比率が高い課題の一つとして取り組んだ論文を書き終えた時に一番はじめに作成したものと比べてかなり進歩したと感じました。その論文のテーマは、「大学生における動物介在療法・アニマルセラピーの効果について」でした。フィンドレー大学では、身体的理由などで補助を必要とする人のためのサービスアニマル(Service animal)の他にも心理的サポートを行うエモーショナルサポートアニマル(Emotional support animal)が容認されていることに感激しました。普段の授業(座学)で学生の近くに専用のベストを身につけた動物(主に中型〜大型犬)がおとなしく授業に出席している様子を見ることがよくありました。アメリカでは日本よりも遥かに動物を身近に感じられる機会が多く、特にフィンドレー大学でのこの取り組みからそう感じられました。また、後日詳しい法律や社会におけるこれらの動物のあり方に注目して調べてみると、アメリカ全土で広く認識されているものだと知りました。この興味深い動物介在介入の取り組みに焦点を置き、幾つかの文献を参考に論文を作成しました。なかなか手強いテーマを選んでしまいましたが無事に作成できたので満足です。オンライン授業に入ってから一時期は不調でしたが、気持ちを切り替えてその他の論文も一生懸命書き上げ、結果的に自分のベストを尽くして授業を終えられました。安心しましたし、とても達成感を感じられました。

フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

英語の課題に取り掛かるときは広々として
静かな勉強スペースをよく利用していました

上級生と一緒に受ける馬の繁殖学と予防医学は少し緊張しましたが、これらの授業もとてもためになったと感じます。繁殖学では酪農学園大学の授業で習ったことを思い出しつつ、馬についてより詳しく学べる機会となりました。毎週小テストがあったのでそれをもとに試験に備えることができて良かったです。課題もよく出ましたが、それらをきちんとこなせたからこそ良い結果が出せたのだと思います。予防医学では先生の長年の臨床経験を参考にして様々な症例について具体的に知ることができました。上級生向けの授業だったので内容が少し難しかったのですが、懸命にクラスメートについていこうと努力しました。アメリカでは今でも地域によって独特のルールや習慣があるようで、教科書に書いていることが全てではなく、時にはその地域でのやり方や環境をよく理解して順応しなくてはならないこともあるのだと教わりました。先生はテキサス州での臨床経験があったことから興味深いエピソードを度々紹介してもらえました。毎授業新しい内容を学べたのでとても面白かったです。試験は難しく、なかなか良い結果を出せませんでしたが期末試験では今までで一番良くできたので努力が実って良かったです。

馬のハンドリングの授業では獣医師として馬と向き合うためにはまず安全面に注意すべきとのことから、基本的な立ち位置や作業手順を習いました。馬に慣れている学生であっても先生の指導方法は自分たちの知っている方法とは異なっていて初めて習うものだと言っていました。私にとってはすべてが新たに学ぶ内容だったので何を学んでも新鮮に感じられました。馬を扱う世界で基本となる知識だけでなく、先生が長年経験して得た知識や豊富な体験談を交えて授業が進められたおかげでより広く、深く学ぶことができました。実習では馬に触れ合う機会が多く、実際に習ったことを実践して覚えることができました。馬はとても賢くて不思議な動物なのだと改めて感じました。教科書から得た知識をただ覚えるだけでなく、目の前で見て学び、馬について知り尽くしている先生や周りのクラスメートたちからアドバイスがもらえたおかげで鮮明に理解することができました。この授業のおかげで馬が今まで以上に好きになりました。オンライン授業に移行してからは馬に触れ合う機会がなくなってしまいましたが、今までに授業で学んだことを踏まえて、これからも馬に触れ合い更なる学びの機会を探りたいと思います。

前期と後期はそれぞれ十分に自分の力を出し切って授業を終えられました。どの授業も多くの課題や小テスト、試験が予定されており、その一つ一つが成績に大きく響きました。すべてがポイント制であり、逐一自分の学習進捗状況や課題の提出状況を確認していました。私は中学生の頃に通っていたインターナショナルスクールで同じような仕組みで授業を受けた経験がありましたが、それでも大学での取り組みは更にハードに感じられました。再び自分を試す機会が与えられたのだと気持ちを前向きに持って真剣に向き合えたと思います。今後もフィンドレー大学での貴重な経験を忘れることなく力を入れて学業に励みます。

 

私の二つ目の留学目標は多くの人と交流することでした。同じクラスで知り合った友達だけでなく、様々なイベントで知り合った友達、クラブ活動で知り合った友達、そして地域の親切な人たちと多くの時間を共有することができました。留学当初はなかなか自ら進み出せず、あと一歩というところまで来てもその先に踏み出せないでいましたが、せっかくの機会だからこそ思いついたことをやってみようとすぐに気持ちを切り替えることができました。結果、積極的にキャンパス内での活動やクラブ活動などに自ら乗り込んでいくことができました。フィンドレー大学でできた友達の存在は私にとって非常に大きかったです。授業をより楽しく受けられるきっかけをもらえましたし、アメリカの文化や家族の伝統を教えてもらえたことでアメリカでの生活がより充実して感じられました。10月のサンクスギビング(感謝祭)に私を実家へと連れて帰り家族に紹介してくれたアミリア、毎日のように一緒に過ごしたシャトルバスの仲間たち、ご近所の親切なボブさんとジャンさんを始め、私には遠く離れていても心強い仲間がいるのだと思うと幸せです。獣医師を目指すという同じ目標を掲げ、共に学んだ多くの友達にもいつかまた再会したいという気持ちでいっぱいです。

フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

バングラデシュ人の愉快な友達、オルナと一緒に

フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

イースターのお祝いのために色鮮やかな
イースターエッグの飾り付けをしました

フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

インド人の優しい友達、マンサを中心に

フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

大好きなボブさんとジャンさん

フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

飾り付けを終えたボブさんとジャンさんのお家の前で記念撮影

最後の留学目標は苦手を克服することでした。一つ目の目標の振り返りでも紹介しましたが、私はアニマルハンドリングなどの専門的な内容を扱う授業で基本となる知識を殆ど知らない状態で参加していました。周りとの差が大きすぎて初めは単純な質問さえもためらっていましたが、後にこれを強みとして少しでも疑問点があれば質問できるようになりました。また、どの授業においても工夫したのは、先生を始めとするクラスの人たちの視界に必然的に入るよう最前列の真ん中辺り、もしくは先生の目の前の席で授業を受けたことです。できるなら必要以上に目立ちたくなかったのですが、この工夫をしたことで授業中に発言しやすくなり、周りも気に留めてくれるようになりました。普段の生活から見直して積極的に行動に移せてよかったです。人前に出るのが苦手で、授業でのプレゼンテーションは心臓が飛び上がるほど緊張していましたし、イベントでも多くの人と接するのは勇気がいりました。それでも真剣に話を聞いてくれるクラスメートを信じたことや、イベントで笑顔を見せてくれる人との時間が楽しいと感じられたおかげで人と接する楽しさを知ることができました。フィンドレー大学で過ごした日々は楽しいことばかりでしたが、もちろん多くの困難にぶつかることもありました。それらすべてに精一杯の努力で向き合い、上手く乗り越えられたことに自分自身でも誇りに思います。自分の苦手に向き合うきっかけを自分で探り、目標を達成できたことを嬉しく思います。

他にも、今までやったことのないことに挑戦して自分自身の可能性を広げられました。酪農学園大学でもできるだけアクティブに人と交流を意識がけて過ごしていましたが、フィンドレー大学ではその時以上に活動を広げられたと感じます。長期休暇には旅行先で冒険してその場で出会った人と思い出を作ることができました。少々ハプニングもありましたが、それらも振り返ってみるとすべて良い経験です。春休みには野生動物・エキゾチック動物シンポジウムに参加しました。留学中に自分の興味分野について深く追求できる機会を見つけることができて良かったです。シンポジウムではフィンドレー大学で履修した授業で学んだことを活かして野生動物獣医師など多くの専門家の話を聞けました。わからないことがたくさんあり、これから先の勉強に対するモチベーションを高くあげられた機会でもありました。今まで知らなかった海外の獣医師の活動を知るだけでなく、酪農学園大学とのつながりを思ってもみない形で見つけられたので嬉しかったです。ある海獣医師のプレゼンテーションに酪農学園大学を卒業された美ら海水族館の植田啓一獣医師の写真を見つけた際には驚きました。私は日本では一度もシンポジウムに参加した経験がないので、今回の反省を活かして今後は基本となる知識を身に付けてから参加したいと思います。また、英語で学んだ専門的な内容を忘れず、今後の学業においても意識的に活用していきたいと思います。

今までの報告書で紹介しそびれてしまいましたが、毎週土曜日にはトリド日本人補習校という日本語補習授業校で中学生の数学教員として携わらせていただいていました。私自身小学校と中学校の一部を海外の補習校で過ごした経験があったため、少しでも役に立ちたいという強い思いがありました。人に説明したり、計画を立ててその通りに遂行することは苦手としていましたが、自分の出来る限りの工夫をして生徒と向き合えたと思います。補習校を支える保護者の皆さんや教員の皆さんの思いを知ることで私自身も今までどれほど多くの人の助けを借りていたのか知ることができました。少しの間でしたが、補習校に関わり、両親を含め今まで支えてもらった人たちに違った形で恩返しができたと思います。アメリカでの生活では新しいことを学ぶだけではなく、思いがけず過去を振り返る機会がたくさんあったように感じます。これから先も経験してきたことを役立てられるよう邁進していきたいです。

フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

補習校の皆さんから頂いた花束
どれも私の好きな花でした

報告書の中では語り尽くせないほどたくさんの思い出を抱えて帰国しました。支えてもらった人たちに感謝の気持ちでいっぱいですし、これらの経験は自分自身の成長の証だと感じています。留学前には何も残せないまま時間を過ごしてしまうのではないかと大きな不安を感じていましたが、今になって振り返るとフィンドレー大学への留学に踏み切った決断は正解だったのだと強く思います。語りきれなかった残りの思い出は私自身の心のなかでこれからも忘れることなく、今後の生活に活かしていこうと思います。フィンドレー大学への留学経験をこれからの糧にして今後も酪農学園大学での学業に励んでいきます。

フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書
フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書
フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:最終報告書

フィンドレー大学での思い出

フィンドレー大学への留学の機会を与えてくださった酪農学園大学の関係者の皆様、私を受け入れてくださったフィンドレー大学の関係者の皆様、そして留学中に支えてくださった皆様にこの場を借りて感謝申し上げたいと思います。また、私の毎月の報告書に目を通してくださった皆様にとって少しでも私の経験したことが共有できたり、留学に対するモチベーションにつなげられるようでしたら幸いです。
心より感謝しております。ありがとうございました。