アルバータ大学オンライン留学プログラム

掲載日:2020.10.07

農食環境学群 食と健康学類 管理栄養士コース
2年 山本 由希

私は今回、2020年8月11日から8月22日の日程で行われたアルバータ大学オンライン留学プログラムに参加しました。

私がこのプログラムに参加しようと思ったきっかけは、本来ならば夏休み期間を利用して短期留学をしようと考えていましたが、新型コロナウイルスの影響で海外に行けなくなってしまい、どうしようかと考えていたところこのプログラムの存在を知り、参加してみようと思ったことです。オンラインでどのように英語の授業を進めていくのか、現地ではなくオンラインではどのような交流ができるのかがとても楽しみでした。

実際のプログラムは、カナダ時間に合わせるため、日本時間の午前8時から9時半という朝早くから授業を受けていました。プログラムの内容は毎日違って、カナダの食文化や多文化社会、イベントについてなどを学び、受講者とともにディスカッションを行いました。私がプログラムが始まって最初に驚いたことは、先生のみが外国人で、その他は皆日本人だったということです。ですが、英語・海外に関して興味・関心がある同世代の学生と意見交換ができたということは、日本にいても簡単にできることではなかったので良い経験となりました。

ZOOMを使ってのオンライン留学でしたが、現地でも行うであろうグループディスカッションを円滑に進めることができたと思います。SDGsについてのことやフェアトレードについてなど、今考えるべき環境問題についてのディスカッションは日本語でも考えることは難しいですが、意見を出し合って交流できたことが、今後について考えることができました。

何度かカナダに留学している留学生と交流する機会があったのですが、そこではカナダの文化、留学生の自国の文化を知ることができました。その中で一番驚いたことは、交流した留学生の国では、初めて会った人とあいさつするときに異性だった場合はハグをして、同性だった場合はハグはしないということです。私のイメージは真逆の印象を持っていたので、驚きました。ほかにも、握手することやパーソナルスペースの違い、最初に年齢を聞くことなど、日本とは違う文化があるということを知ることができました。

今回の経験を通して、自分の意見を伝える大切さ、もっと英語力を上げたいということを感じました。今回は日本人学生と英語での交流だったので、すこし伝えやすい部分があったと思います。ですが本来留学というのは、外国人と様々な文化の違いから得られるものもあると感じます。自分の意見を誤解なく伝えるためには英語力を上げて、話せるようになることが必要です。そして自分の国についてもっと知る・考えることが重要だと思いました。日本に住んでいるからといって説明できるとは限らないということを実感し、知らないと恥をかくと実感しました。なので、自分の国のことは何を聞かれても答えることができるくらいになろうと思います。

アルバータ大学オンライン留学プログラム

授業を受けている様子

アルバータ大学オンライン留学プログラム

グループディスカッションの様子