2019年度「獣医の卵たちによる勉強会」を開催
掲載日:2019.12.09
2019年12月7日(土)、8日(日)に酪農学園大学研修館にて「獣医の卵たちによる勉強会~爬虫類・鳥類を知ろう~」を開催いたしました。
この「勉強会」は、愛護法の対象となっている爬虫類、鳥類、哺乳類における保全医学を基礎的なことから学ぶことを目的としており、今回は、爬虫類と鳥類をテーマに実施されました。講師を務めたのは、大学内にある野生動物医学センターを拠点に活動する獣医の卵の学生たち(総勢8名)で、指導教員である獣医寄生虫病学ユニットの浅川満彦教授(野生動物医学センター施設長)は、学生たちの講座に対し補足等をされました。
2019年12月7日(土)、8日(日)に酪農学園大学研修館にて「獣医の卵たちによる勉強会~爬虫類・鳥類を知ろう~」を開催いたしました。
この「勉強会」は、愛護法の対象となっている爬虫類、鳥類、哺乳類における保全医学を基礎的なことから学ぶことを目的としており、今回は、爬虫類と鳥類をテーマに実施されました。講師を務めたのは、大学内にある野生動物医学センターを拠点に活動する獣医の卵の学生たち(総勢8名)で、指導教員である獣医寄生虫病学ユニットの浅川満彦教授(野生動物医学センター施設長)は、学生たちの講座に対し補足等をされました。
1日目、学生たちによる講座が始まる前に浅川教授よりご挨拶をいただき、本公開講座の意義や学生たちには本公開講座を通してさらに成長していってほしいと述べられました。
学生たちによる講座は「鳥類学講義~総論~」「森林に関連した野鳥~スズメ目~」「森林に関連した野鳥~スズメ目・猛禽類を除く~」「森林に関連した野鳥(猛禽)」の4講義を開講し、32名の方々に受講していただきました。
2日目には浅川教授より大学では、現状として未知なものがどういったものなのかを知るために研究を行っているということや、獣医師に対する一般市民からの誤解について等を講座が始まる前にお話しいただきました。
学生たちによる講座は「河川・湖沼に関連した野鳥」「海洋に関連した野鳥」「海外、動物園・水族館の鳥類」「爬虫類講義」の4講義を開講し、30名の方々に受講していただきました。
講義が終了した後は講座にて紹介された鳥類や爬虫類の標本を受講者の皆様にご覧いただきながら、展示された標本のことや受講した講義のなかで感じた疑問などを、それぞれの学生に質問していただき、学生8名は一生懸命に答えました。
今回の公開講座は、鳥の見た目・鳴き声・飛び方など様々なアプローチで鳥類について学び、森や河川・湖沼・海洋などで生きるために進化を遂げた野生の鳥類や動物園やテレビなどで見かける鳥類・爬虫類についてなど多くを学んでいただくことができました。また、今回講座を行った学生も人前で講義をするという数少ない良い経験を積みました。