カナダ•アルバータ大学派遣留学報告書(7月)
掲載日:2019.10.02
永谷 万里菜
カナダに来たときはまだ一歳にもなっていなかったホストベイビーが2歳の誕生日を迎えました。ホストマザーがカラフルなケーキを作っていてすごく可愛らしかったです。ホストベイビーのいとこなどが集まりとても賑やかでした。
今回はインターネットについて考えてみました。ミレニアル世代のわたしにとってインターネットは当たり前の存在で、気付いた時には情報がすぐ手に入る環境にいました。皆さんはインターネットが普及した今の環境をどう思いますか。
田舎で育った私にとってインターネットは必要不可欠な存在でした。思春期を田舎で過ごした私は本屋さんで雑誌を買い、その雑誌に掲載されている服をオンラインストアで買っていました。小学生くらいの頃には携帯小説が流行り、小説もオンラインで簡単に読むことができたり、有名人のブログを読んだりできました。中学生くらいになると友達がスカイプを始め今では当たり前にできるビデオ電話をみんなが始めました。小さい頃はテレビでテレビ番組を見るのが当たり前だったのにYouTubeが流行りだし、人々がパソコンで動画を見るようになりました。その時はたくさんの人がその新しさと便利さに心を躍らせたと思います。
約10年たった今、インターネットの良さと悪さがはっきりと見えてきたのではないかと思います。ミレニアル世代の私たちはその一瞬一瞬、インターネットと向き合わなければいけません。なぜなら私たちの世代はお手本となる例が少ないのです。インターネットが原因で仕事を失った人、いじめられた人、ストーカーに会う人、インターネットは人々が便利に過ごすための一つのツールだったのに、いつから人はインターネットに操られるようになってしまったのでしょうか。
インターネットは時に人の命を救います。逆に時に人の命を奪います。いつからインターネットは目に見えないナイフになってしまったのでしょうか。
私はとても悲しいです。インターネットで簡単にお金を産むこともできるようになりました。とても素晴らしいと思います。人々にチャンスがあるからです。でもインフルエンサーと呼ばれる人の中には“仕事”として宣伝し、時に自分に嘘をついて宣伝したりしています。
簡単にいろんなものが手に入るそんな今、たくさんの人は自分の価値も消費しているのではないかと思いました。
カナダの生活とは話が離れてしまいましたが、授業の中でソーシャルメディアやオンラインショッピングについて考える機会があったのでシェアさせていただきたいと思いました。