高校生留学サポートプログラム 報告書

掲載日:2026.10.23

とわの森三愛高等学校 全日制課程
普通科3年 岡本陽向(Hinata Okamoto)

私は以前から海外に興味があり、いつか海外留学をしてみたいと思っていました。その時に今回のプログラムを見つけ、カナダへ留学する機会をいただく事が出来ました。今回が私にとって初めての海外だったため、出発前は、わからない事だらけでうまく生活出来るか不安がありましたが、それ以上に初めて海外に行ける事への楽しみな気持ちのほうが大きく、貴重な機会をいただけた事への感謝の気持ちでいっぱいでした。

初めての事だらけで、国際線でさえ私にとって初めての経験でした。生まれて初めてのロングフライトを終え、無事にエドモントンに到着し、ホストマザーと初めて会ったときは、とても緊張しました。最初にどんな言葉を話せば良いのかわからず、なかなか自分から話しかける事が出来ませんでした。しかし、私を見つけてくれたホストマザーは、笑顔で迎え入れてくれ、優しく抱きしめてくれました。そのおかげで、緊張していた私も少し安心する事が出来ました。

ホストファミリーとの生活は、今回の留学で特に印象に残った経験の一つです。
私がお世話になったホストファミリーは、ネパール出身のご家庭で、ホストマザー、娘さん、おばあちゃんの3人家族でした。最初はなかなか会話が弾まず、英語を聞き取る事にも苦労しましたが、ホストマザーが優しく話しかけてくれました。私が聞き取れないときには、ゆっくり話しかけてくれたため、少しずつ会話が出来るようになっていきました。日に日に英語を聞き取る事に慣れを感じ、自分から話せる事も増えていきました。

また、ホストファミリーのおばあちゃんは、ネパール語しか話す事が出来ず、読み書きも出来なかったため、スマートフォンを使ってもコミュニケーションを取る事が出来ませんでした。そのため、私たちは身振り手振りや表情などを使ってお互いに伝えたい事を伝えようとしました。自分の伝えたい事が相手に伝わったときは、本当に嬉しかったです。言葉が通じなくても、相手に伝えようとする気持ちがあれば、コミュニケーションを取る事が出来るという事を実感出来た、印象に残る思い出の一つです。

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おばあちゃんと折り紙をしているところ

2週間という短い期間でしたが、私にとってはとても貴重な時間だったので、ホームステイ先では出来るだけリビングに居るように心がけ、家族とのコミュニケーションを大切にしました。毎日の何気ない会話も私にとって大切な思い出です。家族みんなで折り紙をしたり、ブレスレットを作ったり、散歩をしたり、アイスを食べに行ったりしました。また、大きなスーパーに連れて行ってもらったり、ウエストエドモントンモールという、とても巨大なモールにも連れて行ってもらいました。

カナダで生活する中では、家の大きさや街の様子、歩道や街路樹の整備、知らない人同士でも笑顔で挨拶をする文化など、日本との違いを感じる場面が多くありました。ホストファミリーとの生活を通して英語を話す事への緊張もなくなり、少しずつ自分から話せるようになりました。一方で、英語が通じる嬉しさを感じるとともに、まだまだ英語力が足りない事も実感しました。

ホストファミリーとの生活を通して英語でコミュニケーションを取る楽しさを感じる一方、アルバータ大学の授業では、自分の考えを英語で伝える難しさを実感しました。
授業ではディスカッションを中心に、自分の意見を英語で伝える事に挑戦しました。細かなニュアンスを表現する難しさを感じ、もっと英語を勉強して、自分の考えを英語で伝えられるようになりたいと思いました。先生から教わった「No drama!」という言葉も印象に残っています。私が失敗してしまったときなどに、先生は「大丈夫!気にしないで!問題ないよ!」という意味で、この言葉をかけてくれました。この言葉を通して、間違いを恐れず英語を使う事の大切さを学びました。
また、大学は想像以上に広く、カフェやショップなどもあり、日本の高校とは全く違う環境がとても新鮮でした。

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アルバータ大学でのクラスメイトと先生

午後のアクティビティでは、Rutherford House(博物館)やElk Island National Parkを訪れ、さまざまな経験をしました。バスの中から初めて見たバイソンは、とても迫力がありました。子どものバイソンだったようですが、それでも大きく、ガイドさんから「これは小さい方だよ」と聞いて、さらに驚きました。中でも特に印象に残っているのは、週末のロッキー山脈ツアーです。今まで見た事がないほど広大で静かな自然が広がり、まるで別の世界に来たように感じました。実際にその場に立ったからこそ感じられる感動がありました。

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バイソン

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ロッキー山脈

留学初日は全然英語を聞き取れず、自分から言葉を発する事もなかなか出来ませんでしたが、2週間生活する事で、少しずつ聞き取れるようになり、そして、自分からチャレンジして話しかける事が出来るようになりました。
私は今回の留学で、英語だけではなく、人の優しさや自然の美しさ、異なる文化や食文化を知る事が出来ました。また、日本とは違う生活や文化に触れる事で、新しい発見がたくさんあり、自分の視野を広げる事が出来ました。短い2週間でしたが、初めての海外で多くの事を経験出来、とても貴重な時間でした。今回の経験をこれからの学びに生かし、英語力をさらに高めるとともに、さまざまな国の文化についても学んでいきたいです。そして、また絶対にアルバータを訪れたいと思います。