洞爺湖すべてが教科書。地域と創り上げる「自然環境学」の真髄
掲載日:2026.04.01
五感で観測し、ラボで証明する。
洞爺湖町との連携協定が生んだ、
フィールドと分析を繋ぐ「環境共生」の最高峰実習。
〜洞爺湖町×農食環境学群:自然環境学実験・実習(洞爺湖フィールド実習)〜
【この活動のポイント】
- 学際的な学びの場: 環境共生学類を中心に、農食環境学群の全学類から学生が集う、学群を代表する選択科目。
- 地域課題への直接参加: 洞爺湖中島における「エゾシカ問題による植生衰退」の修復プロジェクトに、地域と連携して取り組む。
- 大学院生(TA)による教育伝承: 専門知識を持つ大学院生が、野外観測や分析をきめ細かくサポート。学生同士が教え合い高め合う伝統の体制。
【活動紹介】
「地域総合交流協定」が支える、最高の実習フィールド
本学と洞爺湖町の深い信頼関係に基づき、洞爺湖の広大な自然を丸ごと活用した「自然環境学実験・実習」が行われています。水環境、流域生態系、森林、地形――。学生たちは洞爺湖というフィールドを多角的に分析し、自然を科学的に捉える基礎的手法を徹底的に叩き込みます。
「現場の課題」を、自らの課題として解く
単なる「見学」で終わらないのが本学のスタイルです。 現在、洞爺湖中島ではシカの増加による植生の衰退が深刻な課題となっています。環境共生学類ではこの修復を地域と連携して進めており、学生たちは実習を通じて、植生回復の最前線や生態系変化の実態を肌で感じ、実際の地域課題を解決するための視点を養います。
観測から分析まで。一気通貫のプロフェッショナル体験
現地で泥にまみれて採取した試料は、大学の実験室へ。 最新の機器を用いた化学分析を通じて、フィールドでの「仮説」をラボで「検証」する一連のプロセスを経験します。この実習を支えるのは、指導補助を担う大学院生(TA)の存在です。教員・院生・学部生が一つのチームとなって学びを作り上げるこのプログラムは、将来の環境保全や調査の現場で即戦力となる技術と精神を育んでいます。


