2025年11月24日、本学環境共生学類 伊藤哲治 講師が愛知県の保育園児に向けオンラインで「クマの学校」と称した学習会を開催しました。
きっかけは、愛知県東郷町にある「町立たかね保育園」の職員で、本学に通う学生を持つお母さまからのお電話でした。
「クマの出没や被害が全国的なニュースになっていることに園児たちが興味を持っているため、野生動物に詳しい先生からお話しを聞かせてもらう機会をいただけませんか」との問い合わせが社会連携センターに入り、クマの生態に詳しい伊藤先生が快く引き受けてくれ開催する運びととなりました。

当日は現地とリモートでつなぎ、本学側は伊藤先生とゼミ学生2名が参加、モニターの向うには年長児15名と職員の先生方が参加し、クマの生態や特徴の解説、出会ってしまった場合どうするのかなど、クイズ形式も盛り込み、楽しく・元気にレクチャーしました。

園児からは、「山にいるはずのクマがどうして街で人を襲うの？」や「クマと仲良くするには地球がどうなるといいですか？」など興味深々の質問もあり、中には「大人になったらハンターになりたい！」なんて子もいてビックリ！！

伊藤先生からは「クマは頭の良い動物。エサを求めて街中に出没し、食べ物のゴミを食べたりするとまた現われる可能性が高くなるので、ゴミはしっかり捨てよう！」また、「地球が暖かくなる温暖化の影響で山にクマのエサが少なくなってきてしまってるので、温暖化にならないような取り組みを考えるのも大切だね！」と、優しく丁寧にレクチャーしてくれました。

将来、「酪農学園大学で勉強したい！」と志望してくれることを願っています。