2025年5月18日(日)10時から酪農学園大学にてペット講座を開催し、18名が参加しました。

1つ目の講演は「ペットの栄養～ライフステージにあわせたごはんとおやつ～」と題し、獣医学群　獣医保健看護学類　宮庄准教授が講演しました。

宮庄先生はまず初めに栄養とは具体的に何を指すのかを説明し、犬と猫の食べ方の違いや人間と比較して異なることなどを解説しました。

次に、犬、猫がどのくらいエネルギーが必要か計算し、食事の量に関する注意点やおやつをどのくらい与えたら良いのかについて説明し、最後に避けるべき食べ物についても解説しました。

2つ目の講演は「動物の薬剤耐性感染症：“抗菌薬”と“ファージ”の二刀流で切り開く未来の医療」と題し、獣医学群　獣医学類　藤木講師が講演しました。

藤木先生はまず初めに細菌とウイルスの違いについて詳細に解説し、その上で「ファージ」とはどういうものであるか、また国外でのファージセラピーの取り組みについて説明しました。

次にファージ療法とはどのようなものなのか、ファージが働く仕組みを解説し、最後に酪農学園大学附属医療センターで実施したファージセラピーの内容について紹介し、講演を終了しました。

次回以降の市民公開講座につきましては、下記をご覧ください。
https://exc.rakuno.ac.jp/regional/study.html