マレーシア・サバ大学留学報告(4月)

掲載日:2019.05.08

環境共生学類4年 木下実生

サバ大学のPEPコースで授業を受け始めて早2か月が経ちました。

今月末にはレベル1のまとめテストがあります。このテストは成績に大きくかかわるため、復習をしっかりせねばなりません。しかし、300ページほどの教科書を一冊使い切った科目もあるため、復習するのも時間がかかります。

また、今月はプレゼンが3つほどありました。グループで旅行のプランを考えるもの、読んだ小説の紹介をするものと自分の興味のある街を紹介するものでした。特にグループワークでは発表は一人一人するものの、グループ単位での成績評価となるため、お互いに作ったプレゼンの内容等を細かく確認しながらの作業となりました。

今月はさらにショッピングモールに行き、店舗のリポートをしたり、映画を見に行き感想を書くなど、楽しみながら英語を勉強する授業もありました。

クラスメイトとはすべて英語でコミュニケーションをとっているため、日々の会話がとても勉強になります。クラスメイトも英語を勉強しに来ているため、お互いに気兼ねなく単語の意味や文法があっているかなど確認しやすく、話の理解を深めることができます。

また、以前は分からない単語があった場合にすぐにスマートフォンで調べていたのですが、手間が惜しく、形状や似ている単語で説明するようになってから会話がさらに弾むようになりました。

私のクラスは私以外全員中国人であるため、中国とのカルチャーショックを受けることもしばしばあり、中には理解できないこともあります。そして、私がマレーシアに渡る前に「クラスメイトの大半が中国人だ」と伝えると多くの人は「中国人は自己主張の強い人が多い」「やっていけるのか?」と不安や心配の声をかけてきました。正直、私も構えていた部分はありました。しかし、この2か月間約30人の中国人と過ごしてみて、実際に関わらなければ分からない部分が多くあることに気付かされました。そして一人一人性格が違う、という基本的なことを忘れていたように思います。クラスメイトの中には学校の先生をしている人や、医療関係の仕事をしている人、美術の先生など、博士課程をとりに来ている人も少なくなく、年齢も様々です。

境遇や年齢など関係なく話してみることが大切であると思い知りました。

残り3カ月ほどとなり、時間の流れの早さに驚いています。まだまだ英語力が足りないことを実感する機会が多いため、レベル2、レベル3でも頑張っていきたいです。

マレーシア・サバ大学留学報告(4月)

映画「ダンボ」を見に行きました

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プレゼンの準備をしているところです

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教室の隣にあるカフェテリアです
毎日朝ごはんは お粥、目玉焼き、豆乳です。