アルバータ大学IVSP報告書(2024年4月)
掲載日:2024.10.30
農食環境学群 食と健康学類 管理栄養士コース 4年 髙橋 志穂(Shiho Takahashi)
ついにアルバータ大学IVSPでの留学の最終月となりました。カナダへ来た当初は8か月間という期間が長いと感じていましたが、今となってはあっという間に時間が過ぎたなと思います。学期末のため期末試験の勉強をしなければなりませんでしたが、気分転換に友人とスケボーをしたりジムに行き身体を動かしたりしたほか、5月4日(土)に公演のJDS(Japanese Drama Society)のボランティアに行ったりして過ごしました。そして期末試験が終了した数日後の4月24日(水)から5月3日(金)までの10日間カナダのいろいろな街へ一人旅をして、ナイヤガラの滝やメジャーリーグ、それぞれの街並み、グルメを楽しむことができとても良い経験となりました。
私と同時期に来た日本人の学生は8か月間と10か月間の滞在者が多く、共に留学生活を頑張った友人たちやアルバータ大学で知り合った友人たちとお別れをしなければならなく寂しくもありました。この8か月間の留学生活で、初めて実家を離れた暮らしをしてホームシックになったこと・言語の壁・内向的な自分への嫌悪感・周囲の人と比較して落ち込んでしまったことなど、たくさん辛くなることもありました。しかしそれ以上に、支え合える日本人の友人や私が英語があまり話せないのにも関わらず仲良くしてくれたカナダの友人ができたこと・ロッキー山脈などカナダの壮大な山々や渓谷といった大自然に触れられたこと・多文化が混じり合っていて日本でいう常識にとらわれない暮らしができたことなど、ここでしかできない経験をたくさんすることができ、アルバータ大学への留学を決断して良かったと心の底から思います。支えてくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
Final Exam(最終試験)
私はNUFS(Food Science and technology )という食と健康学類で学ぶような内容の授業はノートまとめと語彙を覚えられるよう努力しました。全て英語であっても翻訳しなくても浅い内容は理解できるくらいになり、選択問題と記述問題どちらもあった最終試験は無事合格することができました。
クラブや友人との時間
留学に来た8か月間で日本人やカナダ以外の国の友人もでき、英語での会話を楽しんだほか、スケボーや麻雀、ビリヤードなどこれまでやったことのないことを経験できました。日本でできるけどもやったことのないことが多くあることに気づきました。国籍問わずいろいろな国の人と仲良くなれて良かったです。
以上で留学生活は終了し、寮を出ると同時に一人旅をしました。カナダへ留学に来た当初は8か月間滞在できるかどうかさえ不安な気持ちで過ごしていましたが、たくさんの方に支えられ10日間ほどのカナダ国内一人旅をしようという気持ちになるほど精神的に強くなることができました。留学を支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。今回の留学で培った英語力や経験、学んだことを次のステップにつなげていきたいと思います。