アルバータ大学IVSP報告書(2024年3月)
掲載日:2024.10.30
農食環境学群 食と健康学類 管理栄養士コース 4年 髙橋 志穂(Shiho Takahashi)
留学生活も残りわずかとなりました。この3月は、少しずつ暖かくなり2月よりは外出し、新しい出会いよりもこれまでに出会った友人たちとの時間を大切に過ごしました。
3月2日に行われたJapanese Speech Contestのボランティアに友人に誘われ参加しました。この大会には、日本語を勉強しているアルバータ大学の学生が自身で決めたテーマでスピーチをするものでした。私の仕事は主に会場設営とチラシの準備でした。たくさん練習を積み重ね挑戦している学生たちのスピーチを聞き感銘を受け、私自身も英語を上達させたいなとモチベーションが上がりました。
その次の週の休日には、JDS(Japanese Drama Society)の友人がスキーに誘ってくれ、カルガリーに1泊しロッキー山脈のバンフ国立公園の巨大なスキー場でスキーをすることができました。1月に行ったスキー場とは別のロッキー山脈のスキー場に行けてとても嬉しかったです。やはりどこを滑り降りているのか分からなくなるくらい広かったです。
3月21日(木)には、NUFS(Introduction to Food Science and Technology)の授業の2回目のMidterm exam(中間試験)がありました。今回は選択問題のみだったためテスト勉強をしやすいと感じました。全て英語のため難しくはありましたが、ノートまとめをしっかりとしてテストを受けられ、平均点以上をとることができました。来月のFinal Examも頑張りたいです。
この中間試験が終わった後、友人とプロアイスホッケーの試合を見に行きました。アルバータ大学のあるエドモントンには「Oilers」というプロのチームがあり、試合のある日には街にこのチームのユニフォームを着た地元民をたくさん見かけます。カナダで最も人気なスポーツであるアイスホッケーのプロの試合を見ることができとても良かったです。また、Oilersが見事相手チームに勝ち、初対面の人同士で握手を交わす観客もおり、試合はもちろん、観客もとても盛り上がっておりとても面白かったです。
ロッキー山脈でスキーやアイスホッケーのプロの試合を見るといった特別な日もありましたが、大学周辺で友人と過ごす時間もかけがえのない大切な思い出です。
留学生活7か月目にして初めて大学のジムのマシーンを用いて運動しました。寒くなり外にほとんど出ない生活から脱せた3月。気軽に外に出られるのでジムにも通いたいと思いました。最後の食料の大量買いにて、サトウキビが店頭にありつい買ってしまいました。サトウキビは硬く普通の包丁では切るのが大変で食べるのを諦め、物干し竿として使うことにしました。
留学生活が始まったころは時間がたつのが遅く感じていたのに対し、今この時期になるとこれまでの日々があっという間に感じられます。残り1か月悔いなく過ごしていけたらと思います。