2024年度 アルバータ大学夏季研修プログラム 報告書 (内野さん)

掲載日:2024.10.21

2024年度カナダ・アルバータ大学夏季研修報告書

酪農学研究科修士1年 内野陽聖(Yosei Uchino)

 

私は今回、アルバータ大学の夏季研修に参加した目的は、研究室に海外からの留学生がおり、彼らとコミュニケーションを深めたいと考えたためです。また、これまで研究以外で海外に行ったことがなかったため、貴重な経験になると思いました。

実際にアルバータ大学に1か月間留学してみて、非常に貴重な体験を多く得られ、時間がとても短く感じられました。

まず驚いたのは、エドモントンに行くために経由したサンフランシスコ空港でのことです。周囲の人々の会話がすべて英語で、税関を通過する際にもネイティブな発音で質問を受けました。また、飛行機の中で隣に座った方がベジタリアンで、機内食にお肉が含まれていたため、キャビンアテンダントにお肉抜きのメニューをお願いしている姿を見て驚きました。私の周囲にはこれまでベジタリアンの方がいなかったので、そういった面でも新たな刺激を受けました。

ホストファミリーは韓国から移住してきた家族で、日本にも何度も訪れた経験がある方々でした。初めのうちは、分からない英語を簡単な表現で説明してくれたり、私が話す際に詰まったときは、日本語で質問しても英語で適切な表現を教えてくれたりしました。

食事は朝食と夕食が主に韓国料理でしたが、夕食時には、私の学校での出来事を家族全員で聞いてくれて、その出来事に対してお互いに意見を交わす時間があり、とても学びの多い時間でした。

また、通学路に池があり、そこにはマスクラットやカナダガンなどの生き物がいて、朝早くから学校へ行くのが楽しみになるほどでした。

2024年度 アルバータ大学夏季研修プログラム 報告書 (内野さん)

早朝に出会ったマスクラット

大学での授業は、ロールプレイやディスカッションが多く、英語を話す機会が非常に多いものでした。

アクティビティでは、ロッキーツアーやエルクアイランドパークやコーンメイズ、美術館、博物館など、日本とは異なるカナダの文化や自然を体験する良い機会が多くあり、海外の文化を深く知るきっかけとなりました。また、アイスホッケーの試合も観戦することができ、非常にスピード感があり、激しいスポーツであること、そしてカナダで大人気のスポーツであることを実感しました。

2024年度 アルバータ大学夏季研修プログラム 報告書 (内野さん)

ロッキーツアーでの写真

今回の留学では、他大学や他学部の学生との交流を通じて、さまざまな分野の研究視点や英語に対する考え方に触れることができました。これにより、自分の価値観に刺激を受け、将来に生かせる経験ができたと思います。

カナダでの生活では、ホストファミリーや先生、店員さんなど、さまざまな人々と関わる中で、自分の不十分な英語力にも優しく対応してくれたため、とても良い環境でした。それと同時に、さらに英語を勉強しようというモチベーションが高まりました。

この留学を通して、多くの出会いや経験を得ることができ、自分の価値観や将来に大きな影響を与えてくれたと思います。このプログラムに参加できて本当に良かったです。ありがとうございました。 

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