カナダ・アルバータ大学派遣留学報告(6月)

掲載日:2018.07.10

永谷 万里菜

6月になり、気温も暖かく、晴れている日は最高です。私は友達とPRIDE PARADEを見に行きました。町中がカラフルでとても可愛かったです。

カナダに来て2ヶ月、友達もでき、いろんなことが新鮮で楽しいです。他の国の文化に触れることが特に楽しいです。私の友達はラテン系の人で私はラテンの音楽や文化に触れる機会が多いのですが、とても魅力的で好きだと思いました。友達に誘われ、ラテンの音楽が流れるクラブに連れて行ってもらいました。初めてクラブが楽しいと思いました。音楽とダンスがすごく身近で陽気な空気が私はとても好きです。日本にいたときの私は本当に日本以外の国のことを全然知らなかったんだと痛感しました。音楽とダンスで溢れる文化をもっと知りたいと思いました。

最近私は友達と一緒にMain Campus にあるジムに通っています。そこでも価値観を違いを感じました。私はずっと自分は太っていると思っていて、常に体重を落とすことを考えていました。
今思えば無茶なダイエットもたくさんしました。もちろん無茶なダイエットは続かないのでリバウンドします。減量と増量を短期間で繰り返す日々でした。友達や親が食べたほうがいいと言っても全然自分には届いてなくて、鏡に映る自分が嫌いで、大学生の時も友達とご飯を食べたりお酒を飲んだり、とても楽しい時間を過ごしたあとには自分の姿を鏡で見て食べてしまった罪悪感と嫌悪感にかられていました。

でもカナダに来て友達が万里菜はもっと食べて下半身を鍛えた方がもっと女性らしいよと言われ驚きました。確かにガリガリの女の子よりメリハリがある女の子の方が魅力的です。前からわかってはいたものの受け入れられない自分がいました。みんなそんなこと言ってるけど本当は痩せている子が好きでしょと思っていました。でも今は素直に受け入れることができるようになりました。それはカナダでできた友達が本気で痩せているだけは魅力的じゃないと言っているのが伝わったからです。大切だったのは痩せている太っているじゃなくて、努力して自分の持っているものを磨くことだったんだと気づきました。同じ体重でも努力して手に入れた重さとただの脂肪の重さじゃ価値が違うんだなと今なら思えます。日本に帰るまでに少しでも自分が持っている重さを価値のある重さに変えたいと思います。

カナダ・アルバータ大学派遣留学報告(6月)
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中旬にはElk Islandに行きました。カヤックに乗りました。2時間の湖の旅は長かったです。

カナダ・アルバータ大学派遣留学報告(6月)
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6月は私のホームステイ先の赤ちゃんの1歳の誕生日がありました。最近は一人でも歩けるようになり、成長が感じられ、感動する毎日です。

カナダ・アルバータ大学派遣留学報告(6月)
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下旬はテストも終わり、約2週間の休みです。BBQをしたり、同じクラスのお母さんの子供達がKawaiiを覚えてくれたり、とても可愛いです。

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最近はほぼ毎日友達とどこかに行ったり、ご飯を食べに行っています。私の英語力は全然なのにいつも連絡をくれたり、誘ってくれたり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

私は言葉を心の魔法だと思っています。言葉はその人を喜ばせることも楽しませることも自信を与える事もできます。逆に悲しませてしまうことも、自信を奪う事も出来てしまいます。そんな使う人次第で相手の心を変えてしまう力を持つ言葉ですが、私は私と仲良くしてくれる人にはたくさんのキラキラした言葉をあげられるだけあげたいと今まで思っていました。私は日本にいたときから常に色んな人に助けてもらいながら過ごしてきました。友達がいたから4年間がとても楽しく過ごせ、無事卒業できたと私は思っています。誰かの一言は確実にその人の原動力になります。私はたくさん私を大切にしてくれる人から数えられないほど貰いました。だから私もみんなに返したいと思っています。

しかし、当たり前にもっていたはずの魔法をカナダにきて失ってしまいました。伝えたい事はたくさんあって、ありがとうの気持ちは溢れるのに私は溢れる感謝の気持ちに翼を与えることがまだできません。

一日でもはやく溢れる気持ちに翼を与えられるようにがんばります。