フィンドレー大学 ベーシック・アニマルハンドリングプログラム2022報告書(久保田さん)

掲載日:2023.10.31

2022年度フィンドレ―大学
ベーシック・アニマルハンドリングプログラム
農食環境学群循環農学類 久保田匠

フィンドレー大学 ベーシック・アニマルハンドリングプログラム2022報告書(久保田さん)

1.初めに
今回のプログラムでは、2023年3月13日から4月5日までの3週間をフィンドレ―大学に滞在しました。私がこのプログラムに参加しようと思った理由は、大きく分けて2つあります。1つ目は、両親の影響もあり幼いころから英語や海外に興味を持っておりいつか留学してみたいなと考えていたからです。海外の友達や知り合いがあまりいないので、交流を始めるきっかけづくりにもなるかなとも考えていまし。2つ目は、海外の大学に行って授業を受けて見たかったからです。さらに、自分の興味のある動物関係のコースがある大学の授業を受けることの出来る貴重なチャンスだと思い、今回参加させていただきました。今まで1週間ほどしかオーストラリアやニュージーランドなどの海外に滞在した経験がなかったため、今回のプログラムでは大変有意義な時間を過ごすことができました。

2、実習内容
月曜日から金曜日まで午前中は馬のお世話をするのでとても朝が早いです。午前6:30に朝食を食べてから、指定のバス停に行きシャトルバスに乗り、学外の農場に向かいます。毎日違うバディとペアを組ませていただき、馬のお世話を行います。この馬のお世話は、バディとたくさん会話をすることの出来る貴重な機会であるなと感じたので、自分からどんな英語でもいいから話しかけるように意識しました。また、日本との動物に対する考え方や馬のお世話をする方法(毛並みや蹄のケア)などの点で違いをよく学ぶことができました。馬のお世話を行った後は、再びシャトルバスに乗り大学へと帰ります。ヘンダーソンと呼ばれる学生食堂へ行き、ビュッフェ形式で食事をとります。現地の学生はあまりおいしくないよと言っていましたが、私はアメリカであまり食事をしたことがなかったので、新鮮でとてもおいしく感じました。昼食を終えると、同じバス停からシャトルバスに乗りイングリッシュファームと呼ばれる大学の牧場へ行き、カーンズ先生の馬に関する実習を受けさせていただきました。ティーチングアシスタントの学生を中心に、フィンドレ―大学の学生と同じ内容の実習を行い、馬の肢に着ける包帯の種類や着け方・血液を採る方法や馬の体の部位によって方法が異なる筋肉注射の方法などの、毎回の実習が勉強になることばかりでした。実習が1時間ほどで終わるので、その後すぐ隣にあるアニマルサイエンスと呼ばれる建物にシャトルバスにのせてもらうか、歩きで向かいます。今度はカーンズ先生による中小家畜に関しての実習を行います。再びティーチングアシスタントの学生を中心に、実習に関する説明や注意点についてのお話を聞いてから、アンガス牛や豚・山羊や羊がいるエリアに
移動し実習を開始します。フィンドレ―大学の学生と協力しながら、子牛や子豚などの去勢・子山羊の除角といった実習を行いました。時には、プロの方が馬の削蹄をしている様子や羊の毛刈りをしている姿を見ることができ、とても興味深く見学させていただくことができました。2つの実習が終わるとシャトルバスで大学の方へと向かいます。大学に着いてからは基本的に各自自由行動ですが、食料品の買い物に行くことや、実習で知り合った友達や5月に交換留学で酪農大に来る予定の友達と外食をしに行くこと・大学の体育館内で行われるライブに参加するなどできることはたくさんあるので、とても楽しい時間を過ごすことができました。週末には、水族館と動物園のバックヤード見学やジャージー種の牧場に訪問しお話を聞くこと・馬のレスキュー活動を行っている団体への訪問や動物病院の訪問など貴重な経験をさせていただくことができました。特に週末のホームステイは楽しみながら日本との文化の違いを感じることができました。5月に酪農学園大に来られる交換留学生のお宅(ミシガン州)に、お邪魔させていただきました。アメリカの家庭料理や日常的に使う英語を学ぶことができ、ミシガン州立大学の観光をすることができました。

フィンドレー大学 ベーシック・アニマルハンドリングプログラム2022報告書(久保田さん)

馬の削蹄の様子

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アニマルサイエンスファームの外

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ジャージーの牧場

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大学の体育館でのライブ

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ミシガン州立大学

3、感想・謝辞
今回のプログラムに関わっていただいた方々はとても親切で、より良い経験ができるようにと尽力してくださり、本当に感謝しています。最初の1週間は、時差ボケも相まって英語を聞き取るので精一杯でしたが、2週間・3週間と過ごしていくにつれてだんだんと聞き取れる量が増えてきたように感じました。人によっても聞き取りやすい英語の方もいるので、そのような方と友達になって英語を練習していくのが一番の近道なのかなとも感じました。スピーキングについては、とにかく話さないと何も始まらないことをつくづく感じました。どんなに下手な英語を話しても理解しようとしてくれる人しかいないので、失敗を恐れる必要は全くないと思いました。実習の内容については、動物の保定方法や投薬・注射といった幅広い内容でしたが初めて学ぶことが多くあり、先生方の説明がとても丁寧なのでとても有意義な時間を過ごすことができました。この3週間ととおしてアメリカという国の国民性や動物に対する考え方・文化の違いをよく知ることができました。特に、コミュニケーションを図ろうとすることもそうですが、自分から行動することの大切さを身に染みて感じることができました。また、今回のプログラムは初めての海外留学にはぴったりだなと感じました。最後になりますが、この貴重な経験を将来に生かしていきたいと思います。さらに、プログラムを通して知り合うことの出来た方々とのつながりを大切にしたいと思います。今回のプログラムに関わってくださったすべての方々に感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。また機会があれば、もっと長期で海外に行ってみたいと思います。

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今回のプログラムの参加者5名

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アニマルサイエンスファームにいるラマたち

フィンドレー大学 ベーシック・アニマルハンドリングプログラム2022報告書(久保田さん)

大学の牧場内にある屋内練習場