2023年度 アルバータ大学夏季研修プログラム 報告書 (小島さん)

掲載日:2023.11.02

アルバータ大学夏季研修 レポー ト

獣医学類3年 小島 怜(Rei Kojima)

留学へのきっかけ、目的

獣医師になるために獣医学以外で必要なことは英語力だと思い勉強を始めたのが2年生の春休みのことだった。
新型コロナウイルスの影響もあり、今まで海外へ行くことをあまり考えていなかったが勉強していく中で現地に行ってみたいと言う気持ちが強くなり、このプログラムがあることを知り参加を決めた。

カナダでの生活

8時30分から12時30分まで授業を受け、午後はアクティビティに参加するという生活だった。授業に間に合うために6時30分には起きるという生活を送った。

授業内容

授業ではSDGsや食事や文化の話を通し自分の意見を発表するという形式だった。
ランダムで2人組を組み、2人で台本を考え問題解決方法を提示するロールプレイをたくさん行った。
日本の授業とは違い、4人で1つの班を作り自分の意見を発表する機会が多かった。全員が日本人で構成されているクラスだったが、授業中に日本語を使うことは禁止されていたため意見を言うことが難しいと感じることもあった。

印象に残った午後のアクティビティ

1つ目はエルクアイランドパーク。
国立公園で生活しているバッファローを見ることができた。運が悪く群れでいるところは見られなかったが、バスから見えるバッファローには迫力があった。

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エルクアイランドパーク から見た湖

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バスから見えたバッファロー

2つ目はアルバータ大学の農場見学。
カナダの酪農家の仕組みや乳牛の様子を見学することができた。同じ部分もあれば、違う部分もありそれぞれにメリットデメリットが存在した。直接その農場で働いている方からお話を聞くことができいい時間となった。

ホームステイ

私のホームステイ先は、女性の1人暮しの家だった。家には犬と猫がそれぞれ1匹ずついた。ホストマザーと朝食と昼食を前日の夜に準備し、夕食は友達と食べてくることもあればホストマザーと食べることもあった。
ホストマザーとの夕食はたくさん会話をした。初めはとてもゆっくり話してくれたのでわかりやすく、3週間が経つ頃にはスピードアップしたホストマザーの会話も理解出来るようになってきていた。
エドモントンでのおすすめの場所や食べ物、ホストマザーの家族の話をたくさんし、本物の英語を感じる時間だった。

印象に残っていること

1.ホストマザーと庭で焚き火をしながら話をしたこと

2023年度 アルバータ大学夏季研修プログラム 報告書 (小島さん)

ホストマザーの家の庭でこのように火を焚いて、マシュマロを焼いたり、ワインを飲みながらたくさん話話をした。

ホストマザーが留学生のホームステイを受け入れている理由、将来の話をした。ホストマザーの話は面白く、わかりやすい英語で話してくれて理解がしやすかった。

2.バンフ旅行

1番印象に残っているのはカヌー体験。大自然の中で行うカヌーには迫力があった。

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バンフの街並み

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カヌー体験

今後について

この留学は本当にいい経験になったと思う。
獣医学部は獣医師になるという共通の目標があり、そこに向かい勉強している人と関係築くことが多い。だからこそこの留学を通し、他大学、他学部の学生と交流できたことがよかったことの1つだと思う。色々な価値観があり、就職や大学院への進学の話を聞くことができたのは刺激になった。
またカナダは思っていた以上に多国籍の国でそれぞれの国の文化や価値観を受け入れ合いながら生活していることを感じることができた。実際、英語力がまだまだな私の話をしっかり目を見て聞いてくれたホストマザー、先生がいた。お店の店員さんも全員優しかった。英語力が足りず伝わらないことや相手の言っていることを理解できないこともあったがそれらがこれからも勉強を続けようと思う理由となった。
この留学に参加しなければ出会えなかった人とたくさん出会い、自分の将来について改めて考えるきっかけとなった。この留学プログラムに参加することができてよかったと思う。

2023年度 アルバータ大学夏季研修プログラム 報告書 (小島さん)
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授業最終日の先生たちとクラスメイト