みなさんこんにちは。酪農学園大学獣医学類2年の加藤みゆなです。何と報告書を書くのも今回が最後となってしまいました。
当初は、別れを惜しみながら限られた最後の時間を友達と過ごすのだろうと考えていたのですが、現実はそううまくいかず、テストに課題に追われながらお別れもしつつ、バタバタとあっという間に時間が過ぎてしまいました。
今回は最終報告書ということで、今までアメリカで学んだことを総括して振り返りたいと思います。

アメリカで得たものを書き始めると止まらなくなりそうなので、主に三つに絞って書きます。

まずは英語力の向上についてです。
渡米する前からある程度の英語力はあったものの、こちらに来てまたさらに上達したのではないかと感じています。大学の授業はもちろん、飛行場で足止めになった時や旅行に行った時、友達との日常会話など、様々な場面で英語で情報収集をすることが可能になったと思います。しかし、それと同時にまだまだ学び足りない、と感じることも多々あります。特に日常会話のジョークや飛行機の中でのくぐもった声でのアナウンスなどは一発で理解するのが本当に難しいです。さらに改善点を挙げるとすれば、原稿を見ずにスピーチに挑戦することができなかったので、また次回アメリカに来た時にはそれができるようになることが目標です。また、大学の授業が終わった今、英語を話す機会が愕然と減ったように感じているため、日本に帰国しても英語力を維持できるような環境を整えたいと思います。

次にチャレンジ精神についてです。アメリカにいる間は自ら進んで行動しないと何も起こらないため、ダメ元で人に頼んでみる、自分はこうしたいんだと述べてみることの大切さを学びました。そのうえで、自分にはできると信じることもまた重要であると感じます。主体性を持ち自分のやりたいことをやる、日本に帰ってからもそれは継続したいと考えています。しかし、文化の違いなどもあるため、日本とアメリカ、どちらの文化にも対応できるようにしたいと考えています。
色々なことに挑戦するに伴い、メンタル面でもかなり成長できたのではないかと思います。一度はダメでもできるまで挑戦してみることの大切さを改めて学びました。

最後に家族や友人への感謝です。日本から遠く離れて1年間生活したことで、家族や友人の大切さ、日本の良さを身に沁みて感じました。渡米中に支えてくれた家族、友達には本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです。（そして美味しい日本食を帰ってから食べるのがとても楽しみです。）
また、大学の協定がありきの留学であるため、この場をお借りして各大学の関係者にも深く御礼申し上げます。
10ヶ月間、ここに書ききれないぐらいたくさん学び、たくさん楽しむことができました。留学に来て本当に良かったと感じています。今これを読んでくださっている方の中で留学に行くか迷っている子がいたら、その子の背中を少しでも押すことができていたらなと思います。

最後に今月の出来事を写真と共にさらっと振り返っていきたいと思います。

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました！
みなさんにとってこれからの人生が良いものでありますように！！