海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)7月 高島あゆみさん
掲載日:2023.08.23
環境共生学類(2021年度卒) 高島あゆみ(Ayumi Takashima)
農場に派遣され11ヶ月が経過しました。農場に派遣されてもうすぐ1年が経過するという事実に実感が湧きません。渡米して1年2ヶ月経過しましたが、怒涛の日々で時の流れが非常に早く感じます。仕事内容に大きな変化はなく、毎日馬に乗って牛を移動させています。今のワシントンは気温が35度を超える日もありますが、冬場に多かった肺炎にかかっている子牛も少なく、ある程度成長しているので比較的スムーズに山へ移動させる事ができています。また、日本では乗用車の運転経験ですらほとんどなかったのですが、先日は牛15頭を片道4時間の道のりをホーストレーラーで移動させました。日本では経験することない仕事内容ばかりでプレッシャーもありますが、日々自分の成長を感じます。
私生活においては、仕事終わりにボスと一緒にローピングの練習をしており、2週間程前、2回目となるローピングの大会出場をしました。試合中、馬の調子を上げることができず、思うような成果を出すことはできませんでした。馬の管理の見直しと自分のスキル不足を痛感した内容となりました。満足する結果にはなりませんでしたが、他の参加者との交流や技術を近くで見たことでモチベーションが上がり、良い機会になったと感じました。
来月には後輩となる次の研修生も派遣される予定で、自分が仕事を教える立場になります。残りの研修時間も少なくなり、カルフォルニアへの移動が間近に迫っています。心残りがないように全力で仕事に取り組みたいと思います。