デンマークからバイオガス/バイオマスエネルギー担当コンサルタントが来学されました

掲載日:2023.07.24

6月27日(火)、デンマークから外務省上級顧問バイオガス・バイオマス担当コンサルタントのMr. Peter Heydorn(Senior Consultant、Ministry of Foreign Affairs)とインターンのMs. Mathilde Koopman、そして在日デンマーク王国大使館から高橋叶エネルギー担当官(Mr. Kanau Takahashi、Energy Advisor)が来学されました。
今回のご訪問は、2月に同大使館から食品・農業・環境担当官の方をお迎えした際にも話題となった、バイオガス施設についての視察を兼ねた意見交換が目的です。
まず小糸農食環境学群長からご訪問への感謝と歓迎のご挨拶をいたしました。ピーター上級顧問からもお礼のご挨拶があり、「お互いの知見や経験を共有するこの機会はとても重要です」と述べられました。

その後、日向循環農学類長、萩原社会連携センター長も同席される中、循環農学類石川准教授から北海道のバイオガスプラントの運用状況などが説明されました。ピーター上級顧問から、デンマークでは1970年代のオイルショックを契機にバイオガスへのエネルギー転換が進み現在は気候変動にフォーカスしながら普及が進んでいることや、麦わらをバイオガスに活用していることなど、デンマークの状況をご説明いただきました。

デンマークからバイオガス/バイオマスエネルギー担当コンサルタントが来学されました
デンマークからバイオガス/バイオマスエネルギー担当コンサルタントが来学されました

場所を移し、本学内のバイオガス施設を石川准教授の案内で視察された後、近隣のバイオガス施設として小林牧場(本学卒業生でもある)を見学されました。

小林牧場では、牛舎もご案内いただきながら、実際に運用されているバイオガス施設を細かくご説明頂き、興味深くご覧になっていました。
ピーター上級顧問は、今回見せていただいた施設や説明頂いた内容を持ち帰って、また新たな課題や取り組みに活かしたいとお話しされ、今回の視察を終えられました。

デンマークからバイオガス/バイオマスエネルギー担当コンサルタントが来学されました

本学の施設を見学

デンマークからバイオガス/バイオマスエネルギー担当コンサルタントが来学されました

小林牧場

デンマークからバイオガス/バイオマスエネルギー担当コンサルタントが来学されました
デンマークからバイオガス/バイオマスエネルギー担当コンサルタントが来学されました
デンマークからバイオガス/バイオマスエネルギー担当コンサルタントが来学されました
デンマークからバイオガス/バイオマスエネルギー担当コンサルタントが来学されました
デンマークからバイオガス/バイオマスエネルギー担当コンサルタントが来学されました

小林牧場の施設を丁寧にご案内いただきました

北海道とデンマークは気候や海に囲まれた地理など多くの共通点を持っています。今後も学術や教育研究など様々な連携を見据えながら、デンマークと本学、そして北海道との友好な関係がますます発展していくことを期待しています。