2023年5月13日(土) 10時より酪農学園大学にて牛乳について考える講座を開催し、本学から2名の講師が講演し、20名の方が受講しました。

1つ目は「乳製品と健康のつながり」と題し、農食環境学群　食と健康学類　栃原准教授が講演しました。
栃原准教授はまず牛乳の起源と日本での乳利用の歴史について説明しました。次に牛乳の均質化や殺菌、種類について解説し、牛乳から作られる乳製品、チーズについて重点的説明したあと、筋力、プロテイン、乳製品とのつながりを解説しました。

2つ目は「牛乳はなぜ白いのか？」と題し、獣医学群　獣医学類　権平准教授が講演しました。
権平准教授はまず牛乳がどうやって作られているか、乳汁合成のしくみや乳房の構造を、図を示しながら説明し、牛乳の白さについて化学的に解説しました。次にウシがかかりやすい疾患「乳房炎」について病気にかかるしくみや予防方法について獣医学的な視点に立ち説明し、講演は終了しました

今回の講座内容へ寄せられた質問については後日こちらのＨＰで回答いたします。

次回以降の市民公開講座につきましては、下記をご覧ください。
https://exc.rakuno.ac.jp/regional/study.html