2023年5月17日(水) 酪農学園本館4階 第1会議室にて株式会社菊田食品（江別市錦町13－5、代表：郷　和樹氏）との協定締結式を実施しました。

本学と株式会社菊田食品様とは約10年間にわたって相互に有する資源・機能の有効活用をおこなってきました。

具体的には、株式会社菊田食品から提供していただいた豆腐を飼料化して、江別市元野幌の肉畜生産ステーションで飼養している豚に給与（担当：山田教授）しているほか、豆腐のたい肥化（担当：小八重准教授）、本学の研究副産物のダイズを株式会社菊田食品に無償提供（担当：義平教授）し、同社にてきなこ・きなこねじり・豆腐を製造販売するなど取り組んできました。

協定締結に際し本学 岩野学長は「ＳＤＧｓという言葉が浸透する前の10年前から資源の有効活用を両者で進めてきた。これまでの取組の充実化および新たな取り組みによって、江別市さらには北海道全体の持続可能性を高めることに寄与できるような連携を進めていきたい」と話しました。

株式会社菊田食品 郷社長からは「江別市内企業として初めて酪農学園大学と協定を締結できるということで大変光栄なことと考えている。今後は酪農学園大学で行われる教育にもご協力をさせていただきたい。」とのお話をいただきました。

締結式後はこれまでの連携実績に関係の深い、ダイズの播種・たい肥の製造・豚用エコフィードについて当日お越しいただいた記者の方に見学していただきました。

【協定の目的】

（１）相互の研究開発の推進に関すること

（２）相互の人的支援、人材育成に関すること

（３）相互の資源（生物資源・施設・設備等）の有効活用に関すること

（４）社会貢献に関すること

（５）その他連携を図るために必要な事項に関すること

株式会社菊田食品　https://www.kikuta-food.com/