海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)4月 高島あゆみさん
掲載日:2023.05.12
環境共生学類(2021年度卒) 高島あゆみ(Ayumi Takashima)
農場に派遣され8ヶ月が経過しました。4月15日にアリゾナからワシントンに向けて出発し、今はワシントンで今まで通りの作業内容をしています。アリゾナ滞在の最終週では、ボスの提案でローピング(カウボーイスポーツ)の大会に出ようと言う提案があり、参加人数60人程のアマチュアの大会に出場しました。競技自体のルールはもちろん大切なのですが、待機場所の暗黙のルールや、出番を伝えるアナウンスが早過ぎて聞き取りづらいことなど、競技以外の場面が1番緊張感を持ちました。結果を残すことはできませんでしたが、おそらく日本人がその大会に出場したのは初で、大会運営の方々からも称賛の声をかけていただきました。なにより自分が世話をし、2か月間共に練習してきた馬と大会に出れたことは私の人生おいて忘れられない思い出になりました。ローピングに関しては、ワシントンに戻ってからも練習は続けてまた大会に出ようとボスが声をかけてくれいるので、今後も頑張りたいと思います。
現在のワシントンは、気温も過ごしやすく半袖で過ごせる日も多くなりました。最近は、今年の春に生まれた子牛の投薬や焼印、耳標付けを主にしています。また、これから放牧が始まるのでウォータータンクのチェックと修理を各山々でしています。アリゾナが非常に暑かったので、ワシントンでの作業は思いのほか楽なように感じています。この研修は既に折り返し点を過ぎ、農場で働けるのも残り少ない期間となりました。通年で行われる作業は一通り経験したので、残りの期間で去年よりも自分を成長させたいと思います。