駐日ウガンダ大使が来学されました

掲載日:2023.04.28

4月19日(水)、トーファス・カーフア駐日ウガンダ共和国大使(Her Excellency Tophace Kaahwa)が来学され、堂地学長を表敬訪問されました。当日は在京ウガンダ共和国大使館から、エヴェリン・ンガロンサ参事官(Ms. Evelyn Ngalonsa)、アタッシュのフレダ・ニランサンジイ氏(Ms. Fredah Nyiransanziyera)、山崎明香氏(Ms. Sayaka Yamazaki)、また在札幌ウガンダ共和国名誉領事館から亀田和明名誉領事(Mr. Kazuaki Kameda)も同行されました。また本学からは、吉中社会連携センター長、獣医学類蒔田浩平教授が同席され、ウガンダ共和国と本学とのこれまでの取り組みについて、また今後の更なる連携について懇談いたしました。

駐日ウガンダ大使が来学されました

カーフア大使は2022年7月に本邦に着任され、この度4月18日から21日の日程で北海道庁と札幌市を公式訪問される中で本学をご訪問いただきました。

本学では2016年から2019年までの3年間、ウガンダの酪農先進地帯であるムバララ県において牛乳の質と量を向上させることを目的として、JICA草の根技術協力事業「ムバララ県安全な牛乳生産支援プロジェクト」を実施しました。蒔田教授からこのプロジェクト概要とその後現在まで続くJICAとの大学連携による協力隊派遣の状況についてご紹介いたしました。またウガンダのマケレレ大学(本学の学術交流協定機関)との連携についても話されました。
大使からは一連のプロジェクトとその貢献についての感謝と、このパートナーシップを通じてウガンダに多くの学生が来てくれることを期待していることなどが述べられました。
堂地学長からは、ウガンダ酪農の更なる発展のために技術者の教育の重要性が述べられ、乳牛の個体情報や飼料の管理について、そしてその土地に適した固有種を基にした育種改良によりパフォーマンスをあげることの重要性などが話されました。また吉中センター長からは、今後本学とウガンダと獣医分野だけでなく農業や食、環境分野での連携を強めていきたいとお話しいたしました。

駐日ウガンダ大使が来学されました
駐日ウガンダ大使が来学されました

和やかな懇談の様子

懇談後には本学の健土健民牛乳を召し上がっていただき、大変喜んでいただけました。ウガンダは「アフリカの真珠」と呼ばれる恵まれた気候で畜産全般に加え農作物も豊かであるとのことで、今後より一層ウガンダとの友好や新たな連携の可能性を感じる、非常に有意義な時間となりました。

駐日ウガンダ大使が来学されました
駐日ウガンダ大使が来学されました
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【関連リンク】

JICA大学連携による海外協力隊派遣活動報告(ウガンダ)
2023年1月

酪農学園大学 WOAH 食の安全コラボレーティングセンター
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