台湾・國立屏東科技大學の学長他3名が竹花学長を表敬訪問

掲載日:2019.04.12

本学の学術交流協定機関である、台湾国立屏東科技大学から学長のDr. Chang-Hsien Tai (ジャンシェン・タイ博士)他、同大学を代表してDr. Kuei-Jyum Yeh(Director, Office of Secretary)、Dr. Yao- Nan Wang (Director, Office of Student Affairs)、Dr. Pomin Li (Dean, Office of International Affairs)の4名が本学を訪問されました。

一行はまず竹花学長を表敬訪問され、屏東科技大学と本学との長年の友情に感謝するとともに今後一層の学生・研究の交流促進を目指していくことをお互い確認し合いました。屏東科技大学には英語のみで行われるコースもあり多くの留学生を受け入れています。竹花学長は「本学の学生を、ぜひ現地の学生と同じ講義にも参加させたい。」と熱心に語りました。当日は金子正美社会連携センター長、約2カ月間の屏東科技大学での研修をおえた本学環境共生学類4年の垣原希帆さん、同3年の高原実那子さんも交えて、今後の学生交流プログラムについて意見交換を行うことができました。

金子センター長や前述の学生2名が案内しながら学内を見学した際には、同時刻に行われていた環境共生学類の新入生オリエンテーションにも飛び入りで参加され、タイ学長から「ぜひ先輩たちのように、皆さんも私たちの大学にいらしてください。」とあたたかいメッセージをいただきました。またいくつかの研究室では直接学生と語られる姿が印象的でした。

一行は次にコープさっぽろのトドックエコステーションを視察し、宅配システムを活用したリサイクル品の回収方法、集められた多くの物が違う資源として加工されていく様子を興味深く見学されました。

その後昼食を挟みながら、上記学生が屏東科技大学での研修についてのプレゼンテーションを行いました。発表を担当した垣原さんは全て中国語でプレゼンテーションを行い、留学の成果を発揮していました。高原さんも「私は中国が分からなかったし、研究室の学生たちは英語をあまり話さないし、最初はどうコミュニケーションをとるか難しかった。でも時間がたつうちにお互い理解しようという気持ちが通じ、最後は中国語で食べ物を注文することができるまでになった。」と現地での経験を語ってくれました。

その後訪問団一行は千歳水族館で働く本学卒業生の案内のもと、鮭の稚魚放流体験などをされた後、新千歳空港から帰路につかれました。