海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)2月 高島あゆみさん
掲載日:2023.03.06
環境共生学類(2021年度卒) 高島あゆみ(Ayumi Takashima)
農場に派遣され6ヶ月が経過しました。アリゾナでは気温が徐々に上がってきて半袖で過ごす日も多くなりました。仕事内容は特に変わらず馬に関連した業務をこなす日々ですが、とても充実した時間を過ごしています。アリゾナでは馬を使ったカウボーイスポーツが盛んに行われており、それに関連したお店やイベントも多くあります。最近は、馬の品評会やオークション、馬関連商品のショップイベント等色々な所に連れて行ってもらっています。また、休日はハイキングに行ったり、ご近所さんと馬に乗って砂漠を散歩したりしています。アリゾナは砂漠地帯ですが、多くの動植物を見ることができます。その中でもアリゾナの象徴とも言えるサボテンは家の周りにも多く自生しており、種類も多様で大小様々なサボテンを見ることができます。中には靴を貫通するような危険な棘を持つサボテンも生えており、乗馬中の散歩は特に注意が必要です。
私が世話をしている馬は基本的には大人しいのですが、やはり動物なので予測不可能な行動をする時があります。1週間程前に散歩していた時は、私を乗せたままいきなり暴れだし、危うく落馬するところでした。その時周りにいた人達も何故暴れたのかは分からず、とりあえず馬をその場で走らせて疲れさせたら大丈夫だよと言われ、その通りにしたのですが、普段から乗っているからと気を抜く事は危ないなと感じた出来事でした。とは言え、乗馬スキルは徐々に向上していると実感していますし、練習しているローピング(カウボーイスポーツ)もダミーの牛を使わずに、生きた牛を使って練習できるまでには上達しました。このプログラムでの私の専攻は肉牛ですが、アリゾナでは何でも貪欲に学んで、挑戦していきたいと思います。