2022年度 タイ・カセサート大学獣医学部 単位互換プログラム (派遣) 帰国報告会
掲載日:2023.01.26
1月18日(水)、2022年度 タイ・カセサート大学(以下KU)獣医学部 単位互換プログラム (派遣) 帰国報告会を開き、9月~12月の3か月間KUに留学した獣医学類5年生4名がプレゼンテーションを行いました。
当日は約20名の獣医学類生が出席し、このプログラムへの関心の高さが伺えました。また、本プログラムで現在受け入れているKU学生3名も応援に駆けつけました。
プレゼンテーションは英語で行われ、現地の実習で学んだことや実際に見た症例、日本の獣医療との違いなどが紹介されていました。滞在中の観光やタイ料理なども紹介されましたが、発表中にそのタイ語名称を忘れてしまいすかさずKU学生が教えてサポートするという場面もありました。
その後、日本語で質疑応答がありました。「留学する前にしておいた方が良いことは何か」という質問に対し、4人全員が「英語力を上げておくこと」と答えていました。英語の専門用語を知らないと授業を止めてしまうこともあったり、言いたいことを思うように伝えられずに悔しい思いをすることも多かったようです。
また、英語が通じない場所もあるので、タイ語も覚えておくと良いことや、洋服は現地調達できるのでそれほどいらないこと、週末も含めハードスケジュールなので体力が必要ということなどが紹介されていました。
最後に樋口獣医学類長より「本学ではEAEVE(欧州獣医学教育機関協会)の国際認証を今年11月に受けることになり、獣医学教育の国際化に向けて大きく動いている。この単位互換プログラムはそのメインとなり先頭を走っているので、自身の経験をぜひ下の学年にも伝えていただきたい。また、これからカセサート大学に留学したいと思っている学生はその話を聞いてぜひ頑張ってもらいたい。」とのお言葉があり、報告会が終了しました。終了後も派遣学生やKU学生たちを取り囲んで、学生同士で活発に質問しあったり楽しそうに会話する姿が見られました。
報告会の録画動画もありますので、当日出席できなかった方や、もう一度見たい方などは以下にお問い合わせください。
KU単位互換プログラム問い合わせアドレス
kurgu@rakuno.ac.jp
4名の報告書はこちらからぜひご覧ください。