フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:10月
掲載日:2022.11.11
獣医学類2年 加藤 みゆな(Miyuna Kato)
みなさんこんにちは!
獣医学類2年の加藤みゆなです。
10⽉に⼊ってから寒くなったり、暖かくなったりを繰り返しており、冬が近づいてきているのを実感しています。
キャンパス内や街中の⾄る所ではハロウィンに向けた飾り付けが⾏われています。
10⽉1⽇から10⽉4⽇の秋休みには、Great Smoky Mountains という国⽴公園に⾏ってきました。
初めての本格的なハイキングや野⽣動物との出会いなど、写真を交えて紹介したいと思います。
Great Smoky Mountainsとはテネシー州とノースカロライナ州にまたがる東海岸の数少ない国⽴公園の⼀つです。アメリカで“休み”といえば、ハイキングやキャンプを楽しむのが定番の過ごし⽅であると⾔う、ハイキング好きの友⼈に連れて⾏ってもらいました。⽚道7時間も運転をしてくれたその友達には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
初⽇はハイキングに慣れるために簡単な⼭に挑戦し、2⽇⽬には往復15 マイル(約25km)、6 時間を超えるハイキングを⾏いました。⼭の頂上から⾒た景⾊は圧巻で、あまりの綺麗さに⾔葉を失いました。頂上で⾷べたPB & J (Peanut Butter and Jelly) サンドイッチのおいしさは⼀⽣忘れません!途中何度も挫けそうになりましたが、無事登り切れて本当に良かったと感じています。またぜひ訪れたいです。
余談ですが、旅から帰ってきた後3⽇間ほどは筋⾁痛と闘っていました。
初⽇に⼭登りをした後には、LOOP と呼ばれる森を切り開いて作ったサファリパークのような場所に⾏きました。熊や⿃、⿅などを⾝近に⾒ることができました。⾼さ5メートルぐらいの⽊にクマが登っているのを⾒つけた時はあまりの⾼さに⼤変驚きました。
今⽉は初めてアメリカンフットボールの観戦をしました。試合前や試合の中盤ではマーチングバンドの演奏が聞けたのも良い経験でした。今回の⼀試合の中で三⼈も怪我⼈がおり、かなり危険なスポーツであることを改めて感じましたが、それを上回るスポーツ観戦の⾯⽩さを体感することができました。
また、Mobile Food Pantry というボランティアにも参加しました。社会的弱者の⽅を対象として無料で⾷べ物を配るボランティアです。⼤学内では会うことのない様々な年代の⽅とお会いしてお話しするのは⼤変良い社会勉強になったと感じています。このようなボランティアを⼤学側が斡旋しているのもアメリカならではであると感じています。
リクエストがあったので、今⽉は授業についても少し触れたいと思います。
Food Animal Handling という授業では⽜、⽺、⼭⽺、豚のハンドリング、保定の仕⽅、去勢、ワクチン、タグ付け、尾を短くする、除⾓などを⾏なっています。このような貴重な体験をすることができ、本当にありがたいと感じています。うまく薬品を体に⼊れられなかったり、ヤギに⼿綱をつけるのに苦労したりと四苦⼋苦していますが、⼤いに楽しんでいます。個⼈的には注射器を刺した後に陰圧を確認する作業をもう少しスムーズにできるようになりたいと思っています。
10⽉はかなりのんびり過ごしてしまったため、少し反省しています。しかし、改めて⾃分に向き合う良い機会となったので、これを活かして来⽉はもう少し活動的になれるように努⼒したいと思います。
また来⽉お会いしましょう!