フィンドレー大学ベケット奨学生報告書:8月
掲載日:2022.09.12
獣医学類2年 加藤 みゆな(Miyuna Kato)
こんにちは。
酪農学園⼤学獣医学類 2 年の加藤みゆなです。私は今、アメリカのオハイオ州に位置するフィンドレー⼤学にて⼤学⽣活を送っています。来年の5⽉までの約 9 ヶ⽉間、こちらに滞在し、基礎獣医学やアニマルハンドリングについて学ぶ予定です。
まずはオリエンテーションウィークについてお伝えしたいと思います。
8 ⽉8 ⽇にアメリカに到着した後、3⽇間ほどは様々な国から来た留学⽣のためのオリエンテーションが⾏われました。その後8 ⽉12 ⽇からは現地の学⽣も交えたイベントが盛りだくさんのオリエンテーションが始まりました。その様⼦を写真と共に紹介したいと思います。
メインイベントであるアーチセレモニーは、設⽴されて140周年を迎えるフィンドレー⼤学で最も⻑く続く⾏事です。その中で新⼊⽣と共に私たち留学⽣も⼤学に迎え⼊れてもらいました。少し緊張しつつもマーチバンドの演奏に合わせてアーチをくぐり抜けると、たくさんの先⽣が⼿を振り、学生とハイタッチを交わしていました。⼀種のパレードのように感じ、楽しむことができました。⽇本の厳格な⼊学式とは異なったアーチセレモニーを経験するとても良い機会となりました。
8⽉15⽇からはいよいよ授業が始まりました。
産業動物の扱い⽅を学ぶFood animal handling や⾺に特化した歴史や解剖学を学ぶIntroduction to equine science なども履修していますが、今回は特に印象に残ったfirst year experience for animal science という授業について紹介したいと思います。
この授業ではAnimal science を専攻している新⼀年⽣が⼤学⽣活に慣れることができるように、⼤学側が⾏っている様々なサポートを紹介しています。⼊学直後から⼀年⽣に履歴書の書き⽅が説明されたり、インターンシップが紹介されたりと、キャリアライフに重点を置いたとてもアメリカらしい授業であると感じました。また、仕事をした経験があるか、愛護団体での活動をしたことがあるかとの教授の問いかけに対し多くの⼈が挙⼿をしていました。現地の学⽣のキャリアに関する経験を得ることの積極性に⼤変驚き、⾒習いたいと感じました。
酪農学園⼤学に⼊学する前からベケット奨学⾦プログラムのことを知り、このプログラムに参加することを⽬標に努⼒をしてきました。緊張と不安でいっぱいですが、楽しみながら実りのある留学⽣活を送れたらと思います。
ではまた来⽉お会いしましょう!