海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)8月 高島あゆみさん
掲載日:2022.09.06
環境共生学類(2021年度卒) 高島あゆみ(Ayumi Takashima)
2ヶ月間のBig Bend Community Collegeでの生活が終わり、8月24日から研修生30名が、各農場に向かいました。
私が派遣された農場は、ワシントン州のBrewsterという町にあるGebbers Farmsという農場です。この農場では、主にリンゴ栽培が主役ですが、他にも約8000頭の肉牛が飼育されており、広大な土地が放牧地として利用されています。また、放牧する牛を管理するために、馬も飼育されており、私が住んでいる住居の周りだけでも、30頭が飼育されています。馬の飼養管理も研修生の仕事になるそうで、現在は、去年派遣された先輩がこの仕事を担っています。農場に派遣されて5日間は仕事が無く、書類へのサインや必要な日用品を揃えるために買い物に行きました。また、休日にはボスから乗馬に誘われ、2時間程馬に乗せてもらいました。仕事で馬に乗る必要があるため、乗馬経験が少ない私にとって貴重な時間でした。
現在、勤務が始まって一週間程経過しましたが牛の放牧期間であるため、直接牛と関わる仕事は少なく、午前5時から午後3時頃まで灌水システムの点検整備をしています。一緒に作業をするのは、メキシコ人の方が多いため、スペイン語混じりの英語に苦戦していますが、スペイン語を教えてもらう良い機会にもなっています。仕事内容は日により全く異なるそうで、今の時期は、施設整備か牛の移動かの2つの作業を主にするそうです。日本では経験したことの無い作業内容や機械も多く、新しい発見が毎日あるため、現状では、充実した日々を送っています。