海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)6月 高島あゆみさん
掲載日:2022.07.07
環境共生学類(2021年度卒) 高島あゆみ(Ayumi Takashima)
6月24日に羽田空港から9時間のフライトを経て、無事タコマ国際空港に到着しました。空港から目的地のモーズスレイクには、さらにバスで5時間かかりましたが、車窓から見える景色は日本とは一味違った風景が広がり、ドリンクメーカーとしても有名な山、マウントレーニアを見ることができました。
到着したBig Bend Community College (以下BBCC)では、2人で1部屋が割り当てられ、2カ月間の寮生活がスタートしました。月曜日から木曜日は8時から20時30分まで授業を受けており、内容は英語の授業だけではなく、アメリカの農業やスペイン語等も学んでいます。全ての授業は英語で行われるため、授業内容を全て把握するには、まだまだ時間がかかりそうです。金曜日はフィールドトリップという学外授業があり、ワシントン州内の農場や市場の見学をします。寮のそばには、バスケットコートやバレーボールのネットがあり、現在のワシントン州は日の入りが遅いため、授業後はバスケットボールやバレーボールをして体を動かしています。日本国内では他の研修生との交流が少なかったため、スポーツを通してお互いのことを知る良いきっかけになっています。週末は各自、好きに時間を過ごし、希望があれば買い物や映画等に現地のコーディネーターが連れて行ってくれます。
アメリカに来て1週間程経過しましたが、日々、食や暮らしの中でアメリカと日本の文化の違いを感じており、日本での常識や自分が持つ価値観が全てではないことを痛感させられます。BBCCの滞在期間中にできる限りの努力をし、後の農場研修に挑みたいと思います。