海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)6月 矢方祐維さん

掲載日:2022.07.07

海外農業研修報告書 2022年6月

循環農学類(2019年度卒) 矢方祐維(Yui Yakata)

アメリカに来て1年が経ちました。あっという間の1年間でした。正直アメリカにもっと残りたい気持ちが今は強いです。

今月も仕事内容は大きく変わらず、農場での出来事の記録を主に行っています。今年の初めに起きたウイルスの影響もようやく収束を迎えつつあり、子豚の出産頭数は1週間当たり2000匹を超え通常時の2/3くらいにまで回復してきました。また、出荷頭数も1週間当たり1500と通常時の1/2程度にまで回復しました。しかし、完全に元の状態に戻るまでに、あと1か月くらいはかかる見込みです。

ついに私が農場にいる研修生の中で一番の古株となり、今月から研修生のリーダーを務めることになりました。そして、今まで誰が行うのか曖昧だった車のカギやガソリンの管理なども同時に行うことになりました。通常、通勤用のガソリンは、農場から出してもらっていたのですが、明らかにガソリンの減りが早く、通勤以外でも誰かが使ってそれを報告しないという問題がたびたび発生したためこのような措置になりました。
アフリカンたちと共に生活をして約1年になりますが、感覚や文化の違いに未だに戸惑いを感じています。特にリーダーを任されるようになってからより一層実感するようになりました。例えば、時間に対する感覚です。基本的に、彼らは集合時間を守りません。私からしたら何故、と思うのですが、彼らにとってはそれが普通なのです。こちらから、何故守らないのかと問うたところで暖簾に腕押しです。そこで最近は、ボスから集合時間を与えられたら、彼らが遅れてくることを想定して、少し早めの時間を伝えるなどの工夫をしています。その他にも、使用後の食器の後片付けやハウスの清掃などの細かい部分のルールをどのように彼らに伝えたら守ってくれるのか様々な伝え方を日々模索しています。それに加えて慣れない英語での伝達、毎日が学びの日々です。

今月はボスの息子さんの結婚式にも出席しました。日本の結婚式とはここが違うなどの話を書こうと思ったのですが、私の人生においてこれが初の結婚式のフル参加だったため日本との違いは正直わかりません。ただ、参加客が披露宴で新郎新婦に机やグラスなどをたたいて何度もキスを促す文化や式典後はダンスパーティなどもありこういったところはおそらく日本とは違うんだろうなあと思いました。天候にも恵まれ、良い1日となりました。

今月は、公私共に今まで以上に責任が増加し、質問をするよりもされることの方が多くなりました。頼られる側、皆を引っ張っていく側としての自覚を持ち、これまで以上に研修に真摯に取り組んでいきたいと思います。

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結婚式のウェルカムボード

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新郎新婦と研修生で

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新郎新婦と研修生