獣医学研究科４年　石川友駿

ニュージーランドに留学していた石川です。
先日日本に帰ってきました。

今は東京の実家にいますが、ニュージーランドと比較するととんでもない人の量に驚いています。この生活になれないといけないですね。

ニュージーランドにいるときは日本が恋しく感じることもありますが、帰ってみるとニュージーランドの生活が恋しく感じます。まだ帰ってきて数日しか経っていませんが。ラグビーのニュージーランド戦をみながら少しニュージーランドを感じています。本当に貴重な経験をさせてもらったのだと、帰国後改めて感じます。

今回の留学でははじまる前に想定していた通りのこともありますし、そうでなかったこともありました。どちらも自分にとってはいい経験になりました。いかなければ経験できなかったことばかりなので留学に行くことができてよかったです。私は留学前から海外に旅行で行くことが多い人でした。それでも留学で長期で行くことは大きく違いました。長期で他国に行くことは、母国である日本を見つめ直すためにも可能であれば他の人にもして欲しいと感じます。日本の良いところ悪いところ、他の国の良いところ悪いところを認識することはとても良いことだと私は思います。

この経験を今後の自分の生活に活かせるかはこれからの自分次第になると思います。また、留学中は成長に気づきませんでしたが、英語の聞く話す能力に関しては成長したのだと日本に帰ってきてから、行く前に見ていた英語の番組をみて気づきました。ただ、実際日本に帰ってきて、まだ数日しか経っていませんが英語を話す機会もなくなりましたので英語の力は圧倒的に落ちていきます。また日本にいるとやはり日本の文化にすぐに落ち着きますので、目を見て笑って挨拶ではなくて、お辞儀を挨拶と一緒にするようになります。話し方も考え方も一瞬で元に戻ります。私は日本人なので、日本の文化の方が都合がいいのは間違いないです。海外で得た言語力、いいと思った文化もどんどん失っていきます。

私はこの経験をどう活かすのかを今とても考えています。
海外で働くことを今のところは考えています。それはなかなか難しいことも理解しています。ただチャレンジすることはできるのでチャレンジし続けたいと考えています。もし働かないにしても、海外とコミュニケーションを取り続けていきたいと考えています。獣医師はどこの国でも獣医師なことは変わりなく、文化は違いますが、獣医師の仕事の目的は動物の命を守ることに変わりありません。私はコミュニケーションをとり、協力しない理由はないと思います。企業との関係性や、それぞれのこだわり等があるのも理解していますが、情報を可能な限り共有し、進んでいくことは悪いことではないと感じます。これから頑張っていきたいと思います。

また、私の目標は教育に関わることですが、その思いは留学に行ったことによってより強まりました。一つ変わったことは、どこの国で働いてもいいと思うようになったことです。前までは日本で教育にと思っていましたが、その思いは変わりました。どこにいたとしても、獣医師は獣医師なので。

今回は留学なので、働いたり、学ぶ目的でニュージーランドに滞在し、またPalmerston Northという小さい町に滞在していました。長い間滞在しましたが、オークランドもクライストチャーチもクイーンズタウンも行っていません。なので次回ニュージーランドに行く機会があれば旅行で行きたいと考えています。ただこの小さいPalmerston Northの周りでもいい景色の場所はありました。今回の報告書で私の留学に関しては終わりですが、ぜひ皆様もニュージーランドに旅行でもいいので行ってみてください。

Ka pai!