小・中・高校生向け体験講座「水をつかんでみよう」を開催しました
掲載日:2025.09.11
まず、アルギン酸ナトリウムの液体をスポイトで塩化カルシウム液に一滴ずつ入れるとどんなことが起こるかを実験するために、アルギン酸とはどういうものかを解説したのち、実際にやってみました。できたもの触ったり、観察し、「ぷにぷにしている」「かたい」「ぐにゃぐにゃ」など様々な声が上がりました。
そして、アルギン酸はどんなものに利用されているか、どうして塩化カルシウム液の中で固まるのかについて丁寧に解説しました。
次に、アルギン酸ナトリウムを着色し、塩化カルシウム液に入れてみると、きれいな色がついたものができ上りました。一滴ずつ試したり、長いひも状にしてみたり、工夫しながら実験していました。アルギン酸が普段何に使われているかを先生が解説し、より身近なものであると感じているようでした。
最後に「つかめる水」を作るため、おたまを使って挑戦しました。破けてしまったり、まるくならならず苦戦している様子も見られましたが、上手にできると「きれいなのができた!」「まるくなったよ!」と報告してくれた参加者もいました。
今後も小・中・高校生向け講座は下記ページの通り実施いたします。興味ある方は、次回以降の講座も是非お申し込みください。
https://exc.rakuno.ac.jp/regional/study.html