2024年度 アルバータ大学春季研修プログラム報告書 伏見琴音さん

掲載日:2025.04.01

2024年度アルバータ大学春季研修プログラム報告書

農食環境学群 環境共生学類 *2年 伏見琴音(Kotone Fushimi)

*学年は派遣時のもの

 

私は、2025年の2月24日から3月22日までの約1か月間、カナダのエドモントンにあるアルバータ大学のCommunication Skills for Global Citizenshipコースに参加しました。

このプログラムに参加した目的は、カナダでの経験を通してコミュニケーション能力を高め、今後の学校生活に活かしたいと思ったからです。

大学での生活は、午前中に授業があり、午後からはアクティビティがありました。家から大学まで約1時間かかり、ちょうどいいバスが無かったので、毎日早起きをすることが大変でした。しかし、毎朝学校に行く時に見ることができる朝焼けの景色と、家の周りにいる野生動物たちに元気づけられ、今日も一日頑張ろうという気持ちになりました。

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家からバス停までの道

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家の前にいた野ウサギ

授業では、カナダの食文化、言語文化、スポーツ文化、原住民、SDGsなどを題材に、全て英語での授業でした。授業内では、プレゼンテーションやロールプレイなどの、発表したり発言したりする機会が多かったです。この部分も、人見知りでみんなの前で話すことが苦手な私にとってはとても大変なことでした。初めは、先生の英語が聞き取れず授業についていくことができなかったり、勇気が出ず発言したりすることができませんでしたが、回を重ねるごとに英語が聞こえてくるようになったり、英文がうまく作れなくても発言してみようという気持ちになったりして、自分の成長を感じることができました。

午後のアクティビティでは、博物館や美術館に行ったり、アイスホッケーの試合を観戦したり、エルクアイランド国立公園に行って野生動物を捜したり、カーリングを体験したりしました。このアクティビティではカナダの文化や歴史などを直接学ぶことができました。

また、私はドラムヘラーにある恐竜の博物館に行くオプションツアーに参加しました。ドラムヘラーは恐竜研究の最前線の町といわれており、恐竜の博物館では、恐竜の化石や模型、どのようにして化石が発掘されるのかを見ることができました。

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アルバータ博物館

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トーテムポール

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アイスホッケー観戦

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エルクアイランド国立公園

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恐竜の博物館

そして、私がこの過酷なスケジュールを乗り越えるにあたって、心の支えとなったのがホストファミリーと友人の存在でした。このプログラムの中で最も不安だったのがホームステイでの生活でした。英語でホストファミリーと円滑なコミュニケーションをとることができる自信がなかったからです。1週目は質問に対する簡単な回答しかすることができず、自分の部屋にこもりがちでした。しかし、このままでは日本に帰るときに後悔が残ってしまうと思い、ホストファザーが夕食の後YouTubeを見るので、私も一緒に見るようにしました。初めは何も会話がなく動画を見ているだけでしたが、日を重ねるごとに会話が増えるようになりました。また、ホストマザーは忙しい仕事の隙間時間に、今日は学校で何を学んできたのか、友達とどこに遊びに行ったのかなどの質問をしてくれ、私が英語を詰まらせてしまった時でも私が話し終えるまで待っていて、私のつたない英語をわかろうとしてくれました。休日には、アジア料理のレストランに連れて行ってくれたり、様々なお店にショッピングに連れて行ってくれたり、私が野生動物に興味があると話すと、エルクアイランド国立公園周辺にドライブに連れて行ってくれ、学校のアクティビティでは見ることができなかったバイソンを見ることができて、とても貴重な経験をすることができました。私が驚いたことは、ホストファザーの誕生日に近所の人を呼んでピザパーティーを開き、後日、近所の人がお返しにピザパーティーを開いてくれたことです。そのパーティーでは政治の討論をしていて、その討論についていくことはできませんでしたが、政治に対する意識がとても高いことを実感することができました。ホストファミリーは、本当の家族のように接してくれて、別れがとてもつらかったです。ホームステイが終わった今でもメールで連絡を取り合うようになりました。

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ホストファミリーの猫 ブルーノ

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ホストファミリーの犬 ベル

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ホームステイの家のリビングルーム

私が参加したコースは、日本全国の大学から集まった学生と韓国の学生、シンガポールから来た学生が集まって授業を受けました。酪農学園大学から参加したのは私のみで、最初は知り合いがおらず孤独を感じていましたが、他の学生との交流を通じて、お互いに悩みを相談したり、空き時間には様々な場所に遊びに行ったりしました。

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ビーバーテイル(カナダのスイーツ)

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アルバータ州議事堂

最後に、このような貴重な機会を提供してくださった、北海道アルバータ酪農科学技術交流協会の皆様、酪農学園大学国際交流課の皆様、そして、サポートしてくださったアルバータ大学の皆様に感謝申し上げます。

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