タイ・コンケン大学研修学生、アジア地域臨床獣医師等総合研修生の合同報告会を実施しました

掲載日:2025.03.28

3月11日(火)、本学の学術交流協定機関であるタイ・コンケン大学の短期研修学生と、日本獣医師会「アジア地域臨床獣医師等総合研修及びか地区感染症防疫技術等の現地普及強化事業」による研修生とが、それぞれ研修終了にあたり合同報告会を実施しました。

コンケン大学からは2024年度4名の獣医学生が来学し、1月7日から3月14日(うち1名は2月18日まで)まで、獣医学類の4ユニットで研修をしました。配属ユニットは、伴侶動物内科学ユニット(山﨑准教授受入)、生産動物病態学ユニット(福田講師受入)、獣医疫学ユニット(蒔田教授受入)、ハードヘルス学ユニット(福森准教授受入)でした。

日本獣医師会「アジア地域臨床獣医師等総合研修及びか地区感染症防疫技術等の現地普及強化事業」は、自国の家畜衛生の向上や我が国への越境性感染症等の侵入防止を図るために、口蹄疫、ASF(アフリカ豚熱)等の越境性感染症者人獣共通感染症が常在化しているアジア諸国で家畜の診療・防疫業務棟に従事する臨床獣医師等を招へいする事業です。毎年1名の獣医師を本学で受け入れ1年間研修しますが、今年度はフィリピンからの獣医師研修生を、人獣共通感染症ユニット(村松教授)、獣医ウイルス学ユニット(萩原教授)でそれぞれ受け入れました。

コンケン大学の研修生の報告会は、まず早期帰国となった学生が2月28日(金)に附属動物医療センター内で行い、担当した症例を基に発表し、学生や教員も参加する中でかなり専門的な内容でディスカッションを行っていました。

タイ・コンケン大学研修学生、アジア地域臨床獣医師等総合研修生の合同報告会を実施しました
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2月28日の報告会

3月の合同報告会は、獣医学群学術・国際交流推進化委員会委員長の能田教授からの開会あいさつに続き、3名の学生たちと獣医師研修生がそれぞれのユニットで学んだことや症例などを発表しました。会場には各ユニットの学生たちや受入教員も多く参加し、活発な質問やディスカッションとなりました。学生たちや獣医師研修生は「酪農学園大学での研修生活は、かけがえのない経験となりました」と話していました。

タイ・コンケン大学研修学生、アジア地域臨床獣医師等総合研修生の合同報告会を実施しました
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タイ・コンケン大学研修学生、アジア地域臨床獣医師等総合研修生の合同報告会を実施しました
タイ・コンケン大学研修学生、アジア地域臨床獣医師等総合研修生の合同報告会を実施しました

それぞれに修了証が授与されました

タイ・コンケン大学研修学生、アジア地域臨床獣医師等総合研修生の合同報告会を実施しました

それぞれのユニットでまとまった期間研修ができたことで、ユニットの学生たちとも仲良くなったようで、学内での国際交流がより豊かになったことを嬉しく感じました。
研修生たちの今後の活躍を心からお祈りしています。