石屋製菓株式会社と包括連携協定を締結しました。
掲載日:2024.12.25
2024年12月20日、酪農学園大学研修館において、本学と石屋製菓株式会社(本社:札幌市西区 代表取締役社長:石水創)の包括連携協定締結式が行われました。本協定は、「地域で愛され、100年先も北海道と共に生きる企業・学園でありたい」という共通理念のもと、北海道の食品産業および畜産の成長に向けた取り組み「北海道スイーツカレッジ」プロジェクトの推進を目的としたものです。
締結式では、まず石屋製菓株式会社経営管理部の近藤ゼネラルマネージャーから「北海道スイーツカレッジ」プロジェクトの当面の取り組みである「日本一のソフトクリームをつくろう」「ISHIYAの牛さん」「おかしな栽培研究所」「北海道スイーツカレッジスカラシップ」について紹介がありました。
協定書に署名後、協定締結と記念して、岩野学長および石水社長からご挨拶をいただきました。
岩野学長は「『100年先も北海道と共に生きる企業・学園でありたい』という共通の理念のもと、約半年間の準備期間を経て実現しました。現在、北海道を含む地域社会では人口減少が課題となっていますが、大学と企業が手を取り合い、新たな豊かさを追求する継続可能な社会を目指す必要があります。本学は全国から多様な学生が集まり、石屋製菓株式会社との協働を通じて、実学的な学びと将来を切り開く経験を得られることを期待しています。」と述べました。
石水社長は「本日は、包括連携協定が無事締結されたことを大変嬉しく思います。6月頃から議論を重ね、『何か面白いことを一緒にやりたい』という思いがありました。具体的なプロジェクトの一つとして、日本一のソフトクリームプロジェクトがあります。このプロジェクトには、酪農学園大学出身の社員も自ら立候補し、参加しています。また、予てから㈱北海道150年ファームでは、一次産業に携わってきました。酪農学園大学の知見を活用することで、より北海道の一次産業に寄与できると期待しております。更には奨学金制度の充実、未来の北海道の一次産業を支える人材育成にも貢献したいと考えています。」と述べ、今後の協力関係に期待を寄せました。
締結式後には「ISHIYAの牛さん」のお披露目も行われました。今後、この連携が北海道と日本の農業・食産業の発展に寄与することが期待されます。
今後の連携内容
(1)研究開発の推進に関すること
(2)人材の教育・育成に関すること
(3)地域の課題解決・活性化に関すること
(4)施設・設備の利活用に関すること
(5)その他連携を図るために必要な事項に関すること
協定の有効期間
2024年12月20日~2027年12月21日(満了後は3年ごとに更新)
(石屋製菓株式会社HP https://www.ishiya.co.jp/)