台湾・国立中興大学から研修学生を受け入れました

掲載日:2024.08.23

本学の学術交流協定校である台湾国立中興大学の獣医学修士2年生のチョン・シャンチョンさん(Mr. Chung Shang-Cheng)、ルオ・ユジェさん(Mr. Lo Yu-Jhe)さんの2名が、本学獣医学類生産動物医療分野・伴侶動物医療分野にて短期研修を行いました。

2人は来日後防疫のための待機期間を経て、7月1日から8月7日までの期間本学の附属動物医療センターで、学生たちと一緒に学外の往診に出かけたり、伴侶動物の診療に携わるなど、充実した研修生活を送りました。

研修終了にあたり、8月3日に行われた生産動物医療分野の研究成果発表会の冒頭の時間を使って、2人の発表を行いました。台湾の酪農産業の状況について、また台湾の生産動物の獣医療についてなどを報告し、会場の本学学生たちも興味深く聞いていました。会場からの質問にもしっかりと答える姿が印象的でした。

台湾・国立中興大学から研修学生を受け入れました
台湾・国立中興大学から研修学生を受け入れました
台湾・国立中興大学から研修学生を受け入れました

8月8日には、附属動物医療センターで研修修了式を行いました。2人からは「みなさんにとてもお世話になりました。新しい学びもあり、ぜひ台湾に持ち帰ってこれからに活かしたいと思います」とあいさつがありました。学生たちも2人と交流を持つことができたということで、日本語もいくつか覚えたことを和やかに話していました。

受入れを担当した獣医学類福田講師からも「ぜひここで学んだことをこれからに役立ててください」とコメントをいただき、その後修了証と記念品を授与しました。

修了式終了後も午後から削蹄の実習に参加するなど、最後まで充実した研修となりました。暑い夏の最中での研修期間でしたが、暑さに慣れている2人は、最後まで元気に過ごし、台湾に帰国しました。

台湾・国立中興大学から研修学生を受け入れました
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